「知財管理」誌
Vol.53 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 53巻(2003年) / 2号 / 253頁 |
論文区分 | 資料 |
論文名 | 韓国知財判例解説:均等論と出願経過禁反言の原則の適用要件 |
著者 | 朴海善、洪性湊 |
抄録 | 最近、韓国大法院は、大法院2000.7.28.判決言渡し97フ2200号で初めて均等論を明示的に認めると共に、均等論の適用要件を詳しく提示した。続いて大法院2002.9.6.判決言渡し2001フ171号では、均等範囲を制限する出願経過禁反言の原則の適用基準を提示した。これらの判決により、韓国における特許訴訟実務においても遂に、均等論と出願経過禁反言の原則を全面的かつ一貫的に適用することを可能にした。本稿においては、これらの判決を解説するとともに、実務上の留意点又は考慮すべき点について述べる。 |