「知財管理」誌
Vol.46 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 46巻(1996年) / 5号 / 759頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | 付随的サービス・商品の概念及び商標法上の取り扱いについての一考察 |
著者 | 商標委員会第2小委員会 |
抄録 | 商品の販売やサービスの提供に際し、付随的または付加的に提供される、いわゆる付随的商品や付随的サービスといわれるものが存在する。この「付随」の概念は、商標登録出願の必要性や商標権の侵害の有無に関係し、実務上極めて重要な概念であるにも拘らず、その概念は必ずしも明確ではない。また、商取引の状況によっても、この「付随」の概念が異なるように思われる。そこで、この「付随」の概念を「独立」の概念と対比させつつ、具体的な事例をあげて検討を図ることにより、「独立」と「付随」との概念を明確とするよう試みた。 |