「知財管理」誌
Vol.46 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 46巻(1996年) / 4号 / 577頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | 欧州における医薬品等の特許期間回復措置について ―医薬品及び診断薬のための追加保護証明制度― |
著者 | 国際委員会第3小委員会 |
抄録 | 医薬品等の発明は、その実施化前に製造承認を受ける必要があり、その承認手続の長期化のため特許期間が侵食されている場合も多い。この侵食期間を回復する目的で我国や米国では特許期間延長制度が特許法上規定されている。 欧州諸国では同様の趣旨の制度が特許とは別の形で実現されている。本稿ではEU諸国における特許期間回復制度である医薬品及び診断薬のための追加保護証明制度全体について述べ、2.3の問題点について検討する。また、最後にEU諸刻以外の欧州諸国の対応性どに関する現状について簡単にふれることとする。 |