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“三極特許庁・ユーザ会合”、“第20回三極ユーザ会議”開催

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2014年4月9日、イタリアのトリエステにおいて、三極特許庁(日本、アメリカ、欧州)と三極ユーザとの会合が開催されました。三極特許庁からは、長官・副長官が出席し、三極ユーザは、JIPA、AIPLA&IPO、Business Europeが参加して開催されました。JIPAからは竹中リーダー、宮下サブリーダー、大橋国際第1委員長、大塚特許第1副委員長ほかが参加しました。

今回の会合では、先ず三極特許庁から各庁の最近の活動状況等が紹介され、続いてこの会合の前日に開催されたテゲルンゼー会議の状況が紹介されました。その後、五極ユーザから提出した制度調和の検討項目リストの項目の検討の進め方について意見交換をしました。
具体的には、JIPAから、検討項目リストの中から「記載要件」等についてJIPAが調査・研究した三極の判断の違いを説明し、課題と今後の議論の進め方を提案し、三極特許庁より基本的に賛同を得ました。今後五大特許庁にて検討される予定。

なお、次回“三極特許庁・ユーザ会合”は、来年春に日本での開催となります。

また、三極特許庁・ユーザ会合に先立ち、前日の4月8日に、三極ユーザのみの会議を開催しました。この会議では、制度調和の検討項目リストの議論の進め方を検討すると共に、翌日の特許庁との会合の準備として各トピックに対する意見交換を行いました。

[Update 2014-04-21 ]