「知財管理」誌
Vol.71 記事詳細
| 掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 71巻(2021年) / 11号 / 1502頁 |
| 論文区分 | 論説 |
| 論文名 | 知財情報分析におけるAI等の活用に関する研究 |
| 著者 | 情報活用委員会 第2小委員会 |
| 抄録 | 近年、会員企業各社においてIPランドスケープへの取り組みが本格化している。IPランドスケープでは特許情報と非特許情報を活用し、経営に貢献するための分析を行うことから、特許情報のみの分析に比べ、扱うデータの種類や量および検討項目が多くなり、またアウトプットに対する要求レベルも高くなる傾向にあるため、これを担当する各社の知財部員の負担が増加していると推測される。その一方で各種調査用データベースや分析ツールにおいては、AI搭載などの機能拡充がなされてきているため、各社の知財部員にはこれらの活用による調査・分析業務の効率化も期待されている。そこで本研究では、主にIPランドスケープによる技術動向調査および新用途探索を想定し、AI等を活用した効率化と精度向上の手法、特に非特許情報について、多数のデータの集合を特許の母集団と組み合わせて解析する上での工夫を検討したためこれを報告する。 |
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