「知財管理」誌
Vol.69 記事詳細
| 掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 69巻(2019年) / 2号 / 209頁 |
| 論文区分 | 特集(（ミニ特集）第4次産業革命（その4）著作権法改正，契約交渉とドラフティング) |
| 論文名 | AI・データの利用に係わる契約調整における課題と留意点 |
| 著者 | ライセンス第2委員会第1 小委員会 |
| 抄録 | 第4次産業革命と呼ばれるAI、IoT、ビッグデータ等による技術革新は、従来にないスピードで進行しており、政府においても新産業構造ビジョンとして、我が国としての戦略を立案し知財制度も含めた産業構造の変革に取り組んでいる。データの利活用推進に向けた動きが盛んになる中で、データの利活用を通して得られる成果物について取り決める契約の重要性が高くなっており、産業界は、当事者間でどのように権利を保有してビジネスを動かすのかを模索しているところである。そこで、本小委員会では、世の中での関連分野の検討・整備状況を把握すると共に、特にAIに関連し、データの授受を伴う契約調整における課題を整理し、データ提供者とデータ利用者の対立するポイントや調整にあたっての留意点について考察を行った。 |
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