「知財管理」誌
Vol.68 記事詳細
| 掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 68巻(2018年) / 10号 / 1396頁 |
| 論文区分 | 論説 |
| 論文名 | インドにおける特許審査期間及び登録までの期間に関する調査・研究 |
| 著者 | 国際第4 委員会第1 小委員会 |
| 抄録 | 2013年8月時点で、インド特許意匠商標総局（以下、インド特許庁と言う）全体の審査待ち件数が15万件を超えており、出願から登録までの期間の長期化が深刻な問題となっている。インド特許庁は、この状況を打開すべく2016年5月に特許規則改正（以下、本改正と言う）を実施し、同年に審査官の大幅増員を行った。こうした取り組み状況を踏まえ、本稿では、2016年の前後となる2013年と2017年の1月と7月の特許審査請求から最初の審査報告発行までの審査期間を比較すると共に、登録までに要する最近の期間の分析を行った。その結果、特許出願の処理件数は増加しているものの、引き続き出願件数を下回っており、結果的に前記審査期間は本改正前の2013年と比較して、本改正後の2017年の方が長くなっていることを確認した。 |
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