「知財管理」誌
Vol.67 記事詳細
| 掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 67巻(2017年) / 4号 / 560頁 |
| 論文区分 | 特集(第4次産業革命と知財) |
| 論文名 | AMEDにおける医工連携による医療機器の研究開発と知的財産の諸課題 |
| 著者 | 天野斉／佐野政夫／神谷直慈 |
| 抄録 | 国立研究開発法人日本医療研究開発機構（AMED）は、医療分野の研究開発における基礎から実用化までの一貫した研究開発の推進・成果の円滑な実用化及び環境の整備や助成等を総合的かつ効果的に行うことを目的に平成27年4月1日に設立された。これまで文部科学省、厚生労働省及び経済産業省の3省がそれぞれ行っていた医療分野の研究資金の配分を一元的に行い、医薬品及び医療機器の研究開発や基盤整備等、約2,000件のプロジェクトのマネジメントに取り組んでいる。特徴的なのは、研究資金配分機関でありながらも知的財産部が設置されており、プロジェクトの知財支援機能を有していることである。本稿は3部より構成し、まずはAMEDとその知的財産の取り組みを紹介し、そして本号特集の趣旨から医療機器の研究開発に焦点を当て、AMEDが支援している医工連携による医療機器の研究開発事業の具体例、そして医工連携における知的財産の諸課題とその解決の方向性を調査研究での議論を通じて示す。 |
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