「知財管理」誌

Vol.67 記事詳細

掲載巻(発行年) / 号 / 頁 67巻(2017年) / 10号 / 1531頁
論文区分 論説
論文名 「著作権」に関する企業内教育の現状分析とあるべき姿の研究
著者 著作権委員会
抄録  「著作権」に関する企業内教育については、他社の対応について関心があるものの、社外秘として扱われることが多く、知り得る機会が少ない。著作権委員会では、数年前より企業内教育の取り組みについて紹介の場を作り、複数の企業の事例を検討してきたが、全体の傾向を把握することはできなかった。そこで、企業内教育の傾向と課題の洗い出し、共通課題の対策の検討、他社の取組みや工夫点の抽出とその共有化などを行うべく、著作権委員会・ソフトウェア委員会の参加企業を対象に、企業内教育のアンケート調査を実施した。業種などに基づく多少の相違はあるが、知財部門要員以外の社員向けの教育については、傾向や課題に多くの共通点が存在することが判明した。今般、アンケート調査の結果に基づく現状分析と著作権委員会(社内教育検討チーム)として考える「あるべき姿」、これらを踏まえたJIPA研修Aコース「著作権法」の検討と全面改訂について紹介する。
本文PDF
Copyright (C) Japan Intellectual Property Association All Rights Reserved.