「知財管理」誌
Vol.66 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 66巻(2016年) / 8号 / 1062頁 |
論文区分 | 知的財産Q&A(No. 177) |
論文名 | (No. 177) 特許存続期間が延長された特許権の効力について |
著者 | 医薬・バイオテクノロジー委員会第3 小委員会 |
抄録 | 2016年3月30日、東京地方裁判所は、特許法第68条の2に規定される延長された特許権の効力が争点となった医薬品に関する特許権侵害差止請求事件に関し、その効力範囲について初めての判断を下しました。本判決は、平成26年知的財産高等裁判所大合議判決で傍論ながら示されている延長された特許権の効力の及ぶ範囲の考え方を踏襲しつつ、侵害訴訟にあてはめた点で注目すべき判決です。本稿では、本判決の内容、経緯、今後の医薬バイオ関連企業に与える影響について、Q&A方式で紹介します。 |
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