「知財管理」誌
Vol.66 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 66巻(2016年) / 5号 / 596頁 |
論文区分 | 協会活動 |
論文名 | WIPO 第13回標章の国際登録に関するマドリッド制度の法的発展についての作業部会 |
著者 | 大久保賢一郎/吉田康浩 |
抄録 | 「標章の国際登録に関するマドリッド制度の法的発展についての作業部会」(以下、作業部会)は、標章の国際登録に関するマドリッド協定及び同協定の議定書(マドリッドシステム)に関する検討及び議論を行うことを目的として、2005年より毎年、12回にわたって開催されている。作業部会では、世界知的所有権機関(WIPO)の事務局による事前のアンケートや調査に基づいて選定された議題、継続審議とされていた議題及び法文により一定期間経過後の検討が定められている議題等について、WIPO、各国特許庁及びユーザー団体が本会議及びラウンドテーブルの場において議論及び審議することで、マドリッドシステムの利便性の向上及び、同システムと各国制度との調和等を目指してい。第13回の作業部会においては、日本企業にも影響が大きいと考えられる議題について審議されることが判明したことから、商標第3小委員会より委員2名を派遣した。以下では、第13回の作業部会について報告する。 |
本文PDF |