「知財管理」誌
Vol.66 記事詳細
| 掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 66巻(2016年) / 10号 / 1289頁 |
| 論文区分 | 論説 |
| 論文名 | インド市場における企業の知財戦略解析に関する研究 |
| 著者 | 情報検索委員会第1 小委員会 |
| 抄録 | インドでは、特許権者または実施権者が、特許権の実施状況を毎年所定の書式（Form27）で特許庁に報告することが義務付けられている。実施状況として報告する情報には、実施の有無だけでなく、実施されている場合の当該特許製品の数量及び価格に関する情報、ライセンス情報が含まれる。このForm27は公開されていることから、第三者にとって各企業の特許活用実態を把握する有用な情報源といえる。本稿では、インドのエレベーター産業及び風力発電産業を対象に、各社の特許実施情報や企業情報等を解析することで、インド企業及び欧米外資企業の知財戦略の違いを明らかにした。このような解析手法は、インド市場への進出を計画する日系企業が質の高い知財戦略を策定する一助になると考える。 |
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