「知財管理」誌
Vol.65 記事詳細
| 掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 65巻(2015年) / 7号 / 898頁 |
| 論文区分 | 論説 |
| 論文名 | 標準必須特許の損害賠償額算定方法に関する調査研究 |
| 著者 | 国際第1 委員会 |
| 抄録 | 近年、企業がグローバルビジネスを展開するにあたり、それを支える手段として、標準規格が積極的に活用されるようになっている。そして、世界中で標準規格の普及が進む一方、標準規格利用者の標準必須特許侵害に対する損害賠償請求事件も増えてきている。このことは、グローバルビジネスを展開する日本企業にとって見過ごすことのできない訴訟リスクであり、裁判所でどのように標準必須特許における損害賠償額を算定するのか、その基準を把握しておくことは有意義なことだと思われる。そこで、本稿では、判例が先行している米国において、標準必須特許侵害時の損害賠償額がどのように算定されているのか紹介するとともに、そこから見える留意点について考える。 |
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