「知財管理」誌
Vol.65 記事詳細
| 掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 65巻(2015年) / 11号 / 1532頁 |
| 論文区分 | 論説 |
| 論文名 | グローバルな知財情報の電子的流通の実現に向けて |
| 著者 | 情報システム委員会第1 小委員会 |
| 抄録 | グローバル出願の増加、出願国の多様化は、事務管理の負荷やミス等を増大させるため、出願人の大きな悩みとなっている。当委員会の2013年度活動では、出願人が出願国に関わらず知財情報を効率的且つ正確・迅速に取得し、知財情報システムで管理することが出来る環境（知財情報のグローバルな電子的流通）を実現するための1つの解決手法として、五大特許庁とWIPOの書類及び項目について共通化、コード化することを提唱した1）。本稿ではその手法がインド、ロシア、ブラジル等の新興国においても適用できるかの検証を行った結果を報告する。併せて、各国庁電子出願システムの現状を調査した上で、今後の知財情報の電子的流通実現に向けての標準ルール作り、特に各国庁のデータのXML2）フォーマットでの提供の必要性について提言する。 |
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