「知財管理」誌
Vol.63 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 63巻(2013年) / 11号 / 1747頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | 知財業務におけるアウトソーシングマネジメント |
著者 | 知的財産マネジメント第2委員会第1小委員会 |
抄録 | 近年、事業活動のグローバル化や知財の事業への活用の多様化に伴い企業の知財業務は多岐に亘ってきている。知財部門に期待される役割が拡大し、知財業務が質、量ともに増大する状況において知財部門の増員を積極的に進める企業がある一方で、外部リソースの活用、すなわちアウトソーシング(OS)を積極的に進める企業も多い。所与の経営資源で最大限の知財業務のパフォーマン スを発揮するためには、コスト、品質、社内スキルの維持等種々の観点に基づき最適なリソース配分を設定し、的確に運用することが重要である。本論説では、特に外部リソースの活用に焦点を当てた知財マネジメント、すなわち「アウトソーシング・マネジメント」について、各社への調査により実態とその根底にある考え方及び留意すべき点を明らかにし、これからの知財業務におけるOSの実践的な指針を提言する。 |