「知財管理」誌
Vol.63 記事詳細
| 掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 63巻(2013年) / 10号 / 1591頁 |
| 論文区分 | 論説 |
| 論文名 | 基礎研究・基盤研究における知的財産マネジメント |
| 著者 | 知的財産マネジメント第1委員会第2小委員会 |
| 抄録 | 企業が事業上の競争力を維持または強化していくには、上市済み製品の改良等のための開 発研究だけでなく、真に新しい技術や製品の提供が必要である。そのための基となる基礎研究・基盤 研究（以下「基礎研究」と総称する）」は、その性質上、事業化シナリオや競合相手が不明確である、 製品化までの期間が長い、事業化に至る確率が低い、といった特徴がある。 当小委員会では、このような基礎研究での知的財産マネジメントのあり方について検討した。本稿 では、現状と課題についてのヒアリング等による調査を行いその結果から、基礎研究において強化す べき知的財産マネジメント項目について検討した。また、基礎研究と事業との関連性、外部と共同研 究を行う場合に留意すべき取組みについても検討した。まとめとして基礎研究の知的財産マネジメン トの基本、あり方、あり方の多視的検討、および提言について述べる。 |
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