「知財管理」誌
Vol.61 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 61巻(2011年) / 8号 / 1255頁 |
論文区分 | 資料 |
論文名 | 米国重要判決の概要(4)−JAZZ連邦巡回控訴裁判所判決およびQuanta最高裁判決− |
著者 | 今泉 俊克 |
抄録 | JAZZ判決では、特許権者の意図した寿命等は、「修理」か「再生」かを判断する際、無関係であるとし、使い捨てカメラを回収し使用できるように「修理」する行為は、許されるべき範囲の修理であると判断された。また、Quanta最高裁判決では、不完全実施製品を販売することで特許権は消尽するため、特許で保護された部品を他の部品と組み合わせて完成品として販売する行為を行ったとしても侵害とはならないと判示された。 |