「知財管理」誌

Vol.61 記事詳細

掲載巻(発行年) / 号 / 頁 61巻(2011年) / 7号 / 1003頁
論文区分 論説
論文名 発明の評価方法と評価データ活用に関する研究
著者 知的財産マネジメント第1委員会第4小委員会
抄録  発明評価は知財部門の必須業務として粛々と実行されているが、事業への貢献を反映するために更なる改善の余地はないのだろうか。本テーマは2年間の中長期テーマであり、1年目の「発明の評価要素に関する考察」を踏まえ、2年目では最初に「発明評価の目的、評価項目、評価方法、評価システム」について、委員各社の実態を確認した結果、発明評価の目的では、出願・権利維持の判断、知財活動の評価、発明報償の検証等が多かった。そのため、世の中の最新動向と英知を探るために、有識者の研究進捗状況、ベンダーの評価手法、知財先進企業の工夫策について、ヒアリングを行った。金額評価している委員会社は少ないが、金額評価に関する最新の研究進捗はどうなっているのだろうか、ベンダーの評価手法は多数あるが、評価の仕組みはどうなのか、本当に使えそうなのか、最後に、評価データ蓄積、評価システムの在り方、効果的な活用方法について考察する。
本文PDF
Copyright (C) Japan Intellectual Property Association All Rights Reserved.