「知財管理」誌
Vol.61 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 61巻(2011年) / 6号 / 769頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | 米国の特許侵害訴訟における損害賠償額の算定方法に関する考察 |
著者 | 国際第1委員会 |
抄録 | 米国の特許侵害訴訟において、損害賠償が高額になる判例が散見される。そこで、当ワーキンググループでは、近年の連邦巡回控訴裁判所(CAFC:Court of Appeals for the FederalCircuit)の判決を調査・分析して損害賠償額の算定基準を解析・検討した。その結果、近年のCAFCは、主として損害賠償額の算定根拠の立証を厳格に求める傾向にあるとの見解に到達した。本稿では、この見解に基づき、侵害訴訟における特許権者、および被疑侵害者それぞれの立場での立証の観点から注意を払うべきことを考察した。 |
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