「知財管理」誌
Vol.59 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 59巻(2009年) / 9号 / 1175頁 |
論文区分 | 資料 |
論文名 | 職務発明の対価の額とそれ以外のインセンティブによる技術者評価方法 |
著者 | 小田哲明、杉光一成、玄場公規、石田修一 |
抄録 | 職務発明の対価を求める訴訟が未だに収まらない。これは、今までの研究開発の成果に対する評価方法が使用者(企業)の見地から決められたものであったため、従業者が職務発明の評価に納得していないことが要因となっていた。本研究では、技術者の評価方法について、従業者の観点から調査・分析を行う。特に、従業者が職務発明を行う上でインセンティブとなる要素について検討するとともに、従業者が十分に納得し得る評価方法について検討した。具体的には、研究開発に従事する技術者を対象に研究開発成果に関する意識調査を行い、この結果を基に技術者に対する評価方法について明らかにした。 |