「知財管理」誌

Vol.59 記事詳細

掲載巻(発行年) / 号 / 頁 59巻(2009年) / 6号 / 625頁
論文区分 論説
論文名 米国におけるプレアピール制度及びその活用について
著者 国際第1委員会
抄録 米国における「プレアピール制度」は、ユーザーフレンドリーの観点から出願人側のコストと時間を削減する目的で、2005年7月より試行されている制度であり、米国特許庁において審判への手続きに入る前に、審判請求とは別に審判部に審議される争点として妥当か否かの判断を出願人が予め審査部に依頼できる制度である。当ワーキンググループでは、同制度が、日本企業にどの程度浸透し、実務上の一選択肢として活用されているかを調査することを目的に、アンケート及び個別案件の調査を実施した。本稿では、この調査の結果を踏まえて、日本企業の当該制度に対する認識の現状について把握し、会員企業の本制度の理解を促し、同制度を米国実務上での選択肢の一つとして活用できる指針を提示できるよう検討を行った。
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