「知財管理」誌
Vol.59 記事詳細
| 掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 59巻(2009年) / 4号 / 459頁 |
| 論文区分 | 資料 |
| 論文名 | 経営に資するブランドライセンスの在り方と商標部門の役割 |
| 著者 | 商標委員会第2小委員会 |
| 抄録 | 近年、企業においてブランド価値を向上させることは、重要な経営課題のひとつである。企業が自社のブランドの認知度を高め、ブランド価値を向上させる手段として、自社のみでブランドを使用するだけでなく、国内外グループ会社一体で使用するケースや、他者とのコラボレーション、技術提携等で積極的に自社ブランドをライセンスするケースも多くなっている。当小委員会では、「ブランド価値の向上とブランドライセンスの在り方」について考察し、ブランドライセンスを実施する過程（「使用規定の明確化」「社内手続きのマニュアル化」「契約内容の確認」「使用管理」）に沿って「ブランドライセンスの留意点」をまとめた。商標部門は、社内において、「ブランドライセンス」を適切に管理する体制を構築していくと同時に、社内各組織への教育活動を行い、企業のブランド価値向上に積極的に取り組む必要がある。 |
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