「知財管理」誌
Vol.59 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 59巻(2009年) / 1号 / 67頁 |
論文区分 | 判例と実務シリーズ(No.359) |
論文名 | No.359 意匠拒絶査定不服審判の審決理由が依拠する引用意匠の齟齬等について争われた事例 |
著者 | 中村知公 |
抄録 | 本事件は、意匠登録の拒絶査定不服審判について審決の取消を求めた事件である。審判請求人である原告は、審決取消訴訟において、審決理由が依拠する引用意匠の齟齬及び拒絶理由通知の不備による反論機会の喪失等審決における手続上の瑕疵を理由に審決の取消を求めた。本事件は、職権審理主義が支配する審判手続において、審判請求人が審決の妥当性を検討する際に着目すべき争点が検討されており、実務上重要な指針を与えている。 |
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