「知財管理」誌
Vol.59 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 59巻(2009年) / 1号 / 27頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | 広すぎるクレームの解釈 |
著者 | 田辺徹 |
抄録 | 判決例を考慮しなければ、あるいは、判決例を考慮しても批判するのであれば、新規性・進歩性に関するクレーム解釈と、侵害に関するクレーム解釈とを統一することが可能である。しかし、判決例を肯定的に考慮する場合、新規性・進歩性に関するクレーム解釈と、侵害に関するクレーム解釈との相違を積極的に容認せざるをえない。 そこで、本稿では、広すぎるクレームの解釈について、アメリカの事例も参考にしながら、日本のクレーム解釈とその作成上の留意点について考察した。 |
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