「知財管理」誌
Vol.58 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 58巻(2008年) / 7号 / 847頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | 不公正行為の抗弁及びWalker Process Fraudの立証要件 |
著者 | 国際第1委員会 |
抄録 | 米国の特許侵害訴訟では、訴訟の対象となっている特許の審査過程において為された不正な行為を理由として、その特許の権利行使能力や、その権利行使自体の違法性について争うことができる。その代表的なものとして、衡平法上の不公正行為(Inequitable Conduct)の抗弁、及び、Walker Process Fraudと呼ばれる反トラスト法(シャーマン法第2条)上の反訴がある。本稿では、これら二つの抗弁及び反訴に関する判決を検討し、これらの抗弁及び反訴を防ぐ為の留意点、並びにこれらの抗弁及び反訴を利用する為の留意点についてそれぞれ考察した。 | 本文PDF |