「知財管理」誌
Vol.58 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 58巻(2008年) / 6号 / 711頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | 知財「創造」プロセスにおける諸問題の検討―発明の質と明細書の質の向上に資する知財部門の役割と関与のあり方― |
著者 | 特許第1委員会第2小委員会 |
抄録 | 企業価値の最大化に貢献する経済的に価値のある特許権を創出するには、知財部門が能動的に関与して、事業戦略、研究開発戦略と知的財産戦略との一体化を深化させるべきと考える。知財部門としては、発明の発掘・提案段階からではなく、研究開発テーマ選定や、研究開発の方向性を決定する初期段階から関与していくことが理想である反面、現実の課題(知財のマンパワーやスキル不足、他部門の理解等)も数多く、現実と理想のギャップが存在する。また、知財部門の活動、関わり方や役割等には、業界の特殊性や企業の考え方も大きく左右する。本論説では、知財部門へのアンケート調査および企業インタビューによる現状調査を通じて、これからの知財部門、特に知財実務者サイドにおける「創造」プロセスへの関わり方を提言する。 | 本文PDF |