「知財管理」誌
Vol.58 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 58巻(2008年) / 5号 / 649頁 |
論文区分 | 資料 |
論文名 | ドイツ新不正競争防止法 |
著者 | Dr. Frauke Henning-Bodewigドイツ知的財産法研究会(訳) |
抄録 | 本稿(Das neue Gesetz gegen den unlauteren Wettbewerb)は、ドイツ語により、GRUR誌2004年版(713頁〜720頁)において刊行された。この翻訳については、出版社であるC. H.Beck社から、その御好意による許諾を得ている。(Der Aufsatz ist in deutscher Sprache in GRUR 2004、 713-720、 abgedruckt. Die Übersetzung des Abdrucks erfolgt mit freundlicher Genehmigungdes Verlags C. H. Beck.)また、本稿の翻訳は、ドイツに留学等の経験のある研究者および実務家からなるドイツ知的財産法研究会において、東京大学教授大渕哲也先生の監修もいただきながら、完成させたものである。なお、翻訳中〔〕内は「訳注」である。また、必要最小限の範囲で原語を入れた。 ドイツにおいて新しい不正競争防止法(UWG)が施行された。旧不正競争防止法の施行からほぼ100年が経過した後のことである。これによりドイツの公正競争法(Lauterkeitsrecht)は新たな基礎を得た。本稿は、2004年の新不正競争防止法の主な立法理由、新しい体系、主要な規定について解説する。その際、これまで施行されていた旧法との相違点に焦点を当てる。 |
本文PDF |