「知財管理」誌
Vol.58 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 58巻(2008年) / 3号 / 375頁 |
論文区分 | 特集(知財リスクにどう対応すべきか) |
論文名 | 必須特許ポートフォリオ論とこれに基づくM&Aにおけるリスク考察に関して |
著者 | 鮫島正洋、岩崎洋平 |
抄録 | 「必須特許を保有していることが市場参入の前提条件である」という命題は、当業界において広く知られる命題であるが、本稿ではこれを「必須特許ポートフォリオ論」と定義し、その観点から知財活動や事業評価のあり方について論じた。後段においては、この議論を応用し、M&Aにおける知財リスクの考え方について言及した。「必須特許ポートフォリオ論」という概念を明確にすることによって、特許権の数量や技術分野に依存することなく知財に関するいろいろな現象を説明可能であり、今までにない普遍性を有し得るものではないかと考えている。 | 本文PDF |