「知財管理」誌
Vol.58 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 58巻(2008年) / 11号 / 1435頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | 特許ビジュアライゼーション―エレクトロニクス・ソフトウエア分野における知財戦略― |
著者 | 龍華明裕 |
抄録 | エレクトロニクス・ソフトウエアの分野で、大きな価値が認められた特許のほとんどは、市場が成長を始める前に出願されている。そこで市場が成長を始める前に発明を創出するプロセスとして「特許ビジュアライゼーション」1)を紹介する。「特許ビジュアライゼーション」におけるブレインストーミング(ブレスト)で効果的に発明を生み出すためには、ブレストの事前準備、ブレストにおける議論の方向付け、そして発明を創出すべきテーマの選択が鍵となる。本稿ではこれらの方法を紹介すると共に、出願以外の特許活動における、特許ビジュアライゼーションの利用方法と、特許ビジュアライゼーションを視野に入れた場合における、知財部の新たな可能性と役割について述べる。 | 本文PDF |