「知財管理」誌
Vol.58 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 58巻(2008年) / 10号 / 1257頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | グループ企業における知的財産の一元管理手法―信託の利用を中心として― |
著者 | 京本直樹、芳聡 |
抄録 | グループ企業における知的財産の管理形態は子会社それぞれが独自に管理する分散管理型か親会社等が集中的に管理する一元管理型に大別できる。また、後者の一元管理型については、その手法として知的財産信託制度を用いたものが注目されているが、現時点においては本制度を導入した企業は限られており、普及が進んでいるとは言えない。 本稿では、各企業が分散管理型と一元管理型のどちらの管理形態を採っているかにつきアンケート調査に基づき解明するとともに、一元管理型に関しては、そのニーズや目的および具体的な管理手法をヒアリングによる調査結果に基づき分析する。さらに、知的財産信託制度に対する企業の認識を調査し、知財信託の今後の普及に向けた課題を明らかにする。 |
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