「知財管理」誌
Vol.57 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 57巻(2007年) / 7号 / 1111頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | 知的財産における「創造」プロセスへの関与 |
著者 | 特許第1委員会第2小委員会 |
抄録 | グローバルに事業が展開される中、企業(事業)価値の最大化に貢献する経済的に価値のある知的財産権の取得が、知財部門に課せられた大きな役割の一つである。経済的価値の高い知的財産権の取得を目指す上で、企業における知財部門の関わり方や役割とは何かを探るべく、知財部門と技術部門の両者の視点から、知的財産における「創造」プロセスへの関与について分析/考察した。今回の分析から、知財部門は、「情報収集/分析能力、技術の専門知識およびコミュニケーション能力」を一層高め、技術部門と協力しあって技術課題の発掘を能動的に行うことが重要であるとの結果を得た。本論説では、知財部門および技術部門への実態調査を通じて、これからの知財部門、特に知財実務者サイドにおける「創造」プロセスへの関わり方を提言する。 | 本文PDF |