「知財管理」誌
Vol.57 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 57巻(2007年) / 4号 / 567頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | ビジネス関連発明における「発明の成立性」に関する論評と実務対応 |
著者 | 中家和洋 |
抄録 | ビジネス関連発明は、コンピュータやネットワークを通じてビジネス上のアイデアを実現したものである。しかし、審査基準を通じて我々に課されたビジネス関連発明の記載要件、とりわけハードウェア資源の記載方法は、なかなか理解しにくいものであり、ビジネス関連発明の出願件数が安定してきた現在においても、出願間で記載方法にばらつきがある。そこで本文では、拒絶査定不服審判において29条1項柱書き違反等を覆した特許1)の審査および審判経過を通じて、ビジネス関連発明を出願する際のハードウェア資源の妥当な記載方法を検討する。 | 本文PDF |