「知財管理」誌
Vol.57 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 57巻(2007年) / 4号 / 553頁 |
論文区分 | 特集((ミニ特集)知財人材問題を考える) |
論文名 | 大学における知的財産活動と人材問題 |
著者 | 吉国信雄 |
抄録 | 平成15年度に文部科学省「大学知的財産本部整備事業」が開始され、平成19年度はその5年目となり、大きな節目を迎えている。筆者の属する金沢大学は、本事業では、「特色ある知的財産管理・活用機能支援プログラム対象機関」として知的財産活動を行ってきたが、今後その活動を一層展開していくために、活動を担う人材をどのように確保するかが解決すべき急務の課題となってきている。金沢大学の知的財産活動の基本戦略は、強い知的財産の確保と研究成果のプロデュースであり、また、その人材活用の基本は、短期的には、人的ネットワークの構築に基づく人材の活用であり、また長期的には、大学院教育を意識した人材教育である。本稿では、特に研究成果のプロデュースに焦点をあて、実現させるまでの道程とその実例、更には、人材活用の具体例を紹介する。 | 本文PDF |