「知財管理」誌
Vol.57 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 57巻(2007年) / 4号 / 541頁 |
論文区分 | 特集((ミニ特集)知財人材問題を考える) |
論文名 | 国際化する知財活動に適応する知財人材育成 |
著者 | 竹中俊子 |
抄録 | 国際化する知財活動に適応していくためには、主要国の知財制度や紛争処理制度の理解だけではなく、特定の事案の問題解決に必要な情報収集の能力、更に英語については、少なくとも、読解力と文書作成能力、望ましくは欧米の弁護士と知財活動を行うためのコミュニケーション能力を備えた人材の育成が必須である。本稿は、これらの素養の育成のために、筆者が早稲田大学法科大学院(正式には、早稲田大学大学院法務研究科であるが、以下早稲田法科大学院と略す。)で行っている教育を紹介する。また、法科大学院の知財等先端科目の教育は、司法試験との関係で限界があり、日米法曹教育の比較の観点から、その問題点についても検討する。 | 本文PDF |