「知財管理」誌
Vol.57 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 57巻(2007年) / 11号 / 1813頁 |
論文区分 | 資料 |
論文名 | 特許情報を利用した解析に関する研究―審査官フリーワードに関する付与実態調査と情報解析での利用可能性― |
著者 | 知的財産情報検索委員会第1小委員会 |
抄録 | 特許情報の解析には、国際特許分類(以下IPCと記載)、ファイルインデックス(以下FIと記載)、Fターム(以下FTと記載)等の特許分類を用いることが多い。しかし、それら分類だけでは十分な内容把握や解析ができなかったり、絞り込めなかったりするケースがある。一方、FT解説書によれば特定のFTには「審査官フリーワード」が付与され技術内容の明確化がされているようである。従来「審査官フリーワード」は庁内DBのみで利用されていたようであるが、最近審査官端末が一般ユーザーにも開放され、また近年では商用DBでも提供されつつあり身近なものになってきた。そこで、今回その付与実態を解析することで情報解析への利用可能性を探ることとした。その結果として、特定のテーマコードでは全文検索が可能な現在であっても、新しい技術動向の発見・抽出など興味深いデータが得られる可能性が示されたので報告する。 | 本文PDF |