「知財管理」誌
Vol.54 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 54巻(2004年) / 7号 / 973頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | 出願経過禁反言の新しいCAFC判決の分析と実務的ガイド |
著者 | アレックス・シャトーブ、伊東忠彦(訳)、伊東忠重(訳) |
抄録 | 米国特許法において、均等論と出願経過禁反言との間には、基本的な問題がある。均等論は、特許権者が特許クレームの文言上の範囲を超えて特許権を行使することを許容するものである。一方、出願経過禁反言は、権利行使を当該クレームの文言上の範囲に厳格に制限するものである。近年、米国の裁判所は、二つの対立する理論における基本的な問題に取り組んできた。本論文は、この対立に影響を与える最も最近の米国の判決、即ち、Festo Corporation v. Shoketsu Kinzoku Kogyo Kabushiki Companyにおける米国連邦巡回控訴裁判所の判決から実務的な検討のガイドラインを報告するものである。 | 本文PDF |