「知財管理」誌
Vol.54 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 54巻(2004年) / 5号 / 751頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | バイオテクノロジー関連発明における裁定実施権制度のあり方―この分野における知的財産権のあり方からの考察― |
著者 | バイオテクノロジー委員会第1小委員会 |
抄録 | 前稿では、特許法92条の裁定制度(利用発明の裁定制度)の運用の現状がもたらすバイオテクノロジー分野への影響を、最近の同分野における科学技術の事情と各発明の関係について仮想事例を中心として分析し、問題の所在について考察した。本稿では、日本における利用発明の裁定制度のみならず、海外も含め、裁定制度全般から同制度の役割とバイオテクノロジー分野における知的財産権のもつ影響力の関係について検討し、同分野における裁定実施権制度の問題の解決に向けた手段の可能性について考察した。 | 本文PDF |