「知財管理」誌
Vol.54 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 54巻(2004年) / 3号 / 383頁 |
論文区分 | 特集(企業経営に資する知的財産管理) |
論文名 | 〈PART2 活用への知的財産管理〉知財評価のあり方と知財ビジネスの本質 |
著者 | 多喜義彦 |
抄録 | 知財評価を自社の主観や人任せにするだけでは、どうしても過小評価になる危険性がある。知恵の結晶でもある知財を、企業にとって新しい価値に繋げることができるかどうか、それが知財評価の最も重要な視点である。また、企業が持つ足元の知財を再評価し、戦略的に活用することが、本当のプロパテントであり、そのためには「目利き」の存在が不可欠だ。従来型のパラダイムが崩壊する時代にあって、知財重視の経営戦略は、「第二創業」に繋がる新たなパラダイムになりつつある。そのためには、知財を単に計数化して評価するのではなく、活用するための知恵や汗を惜しまないことが大切ではないだろうか。 | 本文PDF |