「知財管理」誌
Vol.52 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 52巻(2002年) / 6号 / 837頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | 韓国における特許権行使上の留意点 |
著者 | 国際第3委員会 |
抄録 | 韓国の技術水準は我が国に匹敵する程度に高まってきており、先進技術に関しての韓国における特許侵害訴訟も増加していくものと考えられる。韓国で特許侵害事件が発生したときに侵害有無の公的判断を求められる制度としては、法院における特許侵害訴訟、特許審判院における権利範囲確認審判がある。本稿では、特に特許侵害訴訟及び韓国特有の権利範囲確認審判について、具体的な手続き、我が国の訴訟等との共通点および相違点を解説し、実際に韓国において特許侵害事件に係わる場合に、日本企業が留意すべき点をまとめた。 |