「知財管理」誌
Vol.52 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 52巻(2002年) / 2号 / 207頁 |
論文区分 | 資料 |
論文名 | 出願・審査・登録等におけるアクション情報を利用した特許評価手法の検討 |
著者 | 知的財産情報検索委員会第1小委員会 |
抄録 | 「特許評価」の目的は多種多様であるが、評価方法としてはパテントマップなどを用いた技術的内容を中心としたものが一般的と思われる。特許の価値、重要度を評価する場合、技術的側面だけでは十分な評価ができない。本検討では重要度の尺度として出願・審査・登録等におけるアクション情報が利用できるのではないかと考え、これらの情報に着目して、重要特許と位置づけられるライセンスされた特許と登録特許全体とを比較し検討を行った。その結果、アクション情報6項目(国内優先、分割出願、外国出願、拒絶査定不服審判、包袋閲覧、異議申立)について、ライセンスされた特許ではその発生割合が高いことが確認され、これらに基づいて「特許評価」を行うことは有効であることが分かった。 |