「知財管理」誌
Vol.52 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 52巻(2002年) / 1号 / 47頁 |
論文区分 | 特集(バイオを取り巻く知的財産の現状) |
論文名 | 遺伝子関連出願についての審査実務と出願人サイドの対応 |
著者 | 藤田節 |
抄録 | ヒューマンゲノム計画の進展に伴い、遺伝子断片の保護等、この分野での新たな課題について、国際的に議論がなされてきた。1998年6月の米国特許庁の暫定記載要件ガイドラインの公表に始まり、日本特許庁、米国特許庁、欧州特許庁から、審査基準、ガイドライン、事例集が次々と公表されてきた。これら基準等により、各特許庁が、遺伝子関連技術について、どの開発段階での出願が特許要件を満たすと考えているか、明らかになりつつある。そこで、遺伝子配列決定時、遺伝子の機能推定時、遺伝子情報に基づき医薬品候補を探索する(スクリーニング)時点での出願について、特許の取得可能性について検討する。 |