「知財管理」誌
Vol.52 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 52巻(2002年) / 10号 / 1511頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | バイオテクノロジー関連発明における特許法第92条の裁定実施権 |
著者 | バイオテクノロジー委員会 |
抄録 | 特許法第92条の裁定実施件に関し、バイオテクノロジー分野の利用関係にある発明について、主に実施の観点から検討を行った。本検討はバイオテクノロジー分野の利用関係例を仮想例まで含めて考え、1994年の日米合意による影響がある現在の状況下で問題点があるか否かという進め方で行った。バイオテクノロジー分野における技術の進歩、開発・研究環境の変化や権利に対する考え方・意識などにより、利用関係にある発明の裁定制度の運用のあり方については、考量すべき点が多々あることが明らかになった。本論説は、検討の中間まとめであり、今後より一層の議論・検討を進める予定にしている。 |