「知財管理」誌
Vol.51 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 51巻(2001年) / 8号 / 1239頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | 均等5要件に関する論点の分析と留意点(その1) ―ボールスプライン判決後の下級審判決の分析を中心にして― |
著者 | 特許第2委員会第1小委員会 |
抄録 | 最高裁「ボールスプライン事件」判決以降の各種論文に挙げられた論点を整理し、その後の下級審判決の判示内容と比較検討を行った。その結果、問題点・疑問点の大部分についてはこれらの判決において明確にされているが、「製造等の時点」の解釈、及び、補正において「意識的除外」とされる範囲、の2点については、未だ明確にされていないことが分かった。本論文ではこれらの内容を具体的に示した。さらに、判決例を参考にして、企業として明細書作成、補正、訴訟等について留意すべき事項について言及した。 |