「知財管理」誌
Vol.49 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 49巻(1999年) / 7号 / 865頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | 欧州特許条約53条(b)の解釈 ―ノバルティス審判事件(T1054/96)― |
著者 | 清藤宏二 |
抄録 | いわゆるノバルティス審判事件(T1054/96審決:OJ EPO 1998、511)において、外来遺伝子が導入されたトランスジェニック植物に関する発明が欧州特許条約53条(b)に規定する特許性の例外規定の適用を受けるかが争われ、1997年10月13日に下された審決(上記T1054/96審決)において、当該事件は拡大審判部に回付された。当該審判事件において、欧州特許条約53条(b)を巡っての問題点が浮き彫りにされた。 |