「知財管理」誌
Vol.48 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 48巻(1998年) / 9号 / 1427頁 |
論文区分 | 特集(環境技術と知的財産) |
論文名 | ダイオキシン類測定の技術標準 |
著者 | 本田克久、濱田典明 |
抄録 | ダイオキシン類問題の急浮上により、その対策技術の開発が急速に展開している。ダイオキシン類の汚染対策技術は言うまでもなく、公益性の強い環境技術であるが、汚染の実態を把握するための測定技術も環境技術である。ダイオキシン類測定法は欧米はもとより、日本でも公定法があるが、高度の分析技術と高価な測定機器を必要とするため、コスト的に高いものとなっており、経済的かつ効率的な測定分析技術の開発が望まれている。小論では現在のダイオキシン類測定技術を紹介し、その技術的問題点を取り上げると共に技術標準化における知的財産権の取得と技術標準化戦略のポイントについて述べる。 |