「知財管理」誌
Vol.48 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 48巻(1998年) / 4号 / 543頁 |
論文区分 | 資料 |
論文名 | 海外駐在現場からの声(6) |
著者 | 三浦謙浩 |
抄録 | 1986年、米国NJ州でリエゾンを含め数名からスタートしたソニーの米国知的財産部(IPD)も、2年前にオープンしたSan Joseオフィスを含め、現在約20名の大所帯になった。当初日本からの外国出願処理としてスタートした出願業務は、米国オリジンの発明の増加に伴ない、次第に日本からの出願依頼がなくなる一方、米国オリジンの発明に関しては外国出願も含めた全世界での権利取得をIPDが担当するようになった。また訴訟を含む他社特許問題に関しては、外部の法律事務所への依頼と同様、IPDの弁護士に鑑定を依頼するケースもあるが、法律事務所の弁護士からは得ることが出来ない、よりビジネスに近い観点でのリーガルアドバイスを社内弁護士から得られるメリットも大きい。 |