「知財管理」誌

Vol.48 記事詳細

掲載巻(発行年) / 号 / 頁 48巻(1998年) / 4号 / 535頁
論文区分 資料
論文名 QC手法を活用した有効な特許出願
著者 碓氷裕彦
抄録 特許出願が当初の狙い通り開発成果を漏れなくカバーできているのか、他社の模倣品を確実に捕捉することができるのかを、出願当初からある程度システム的に把握することが求められている。そこで、製品を市場に出す前に将来の故障を予測するQCの手法を特許出願に応用して、将来の特許の価値を出願時に評価できないか考察してみた。その結果、故障原因を追求するのに使用されるFTAの手法や潜在的故障を定量的に把握するのに使用されるFMEAの手法は、特許網の構築や漏れチェックに応用できることが確認できた。
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