「知財管理」誌
Vol.47 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 47巻(1997年) / 6号 / 843頁 |
論文区分 | 判例と実務シリーズ |
論文名 | No.229 技術課題の根拠及び内容が明らかにされているとして進歩性が認められた事例 |
著者 | 佐藤富徳 |
抄録 | 本件は、本願発明の技術課題とされる「ブーミング」の根拠及び内容が明らかにされているものというべきであり、その解決手段も開示されていると認められるので進歩性が認められ審決が取り消された事例であり、判示内容に賛成する。 さらに、判決の実務への反映として、「技術課題」の明細書記載が進歩性判断に占める役割が重要であり、近年富みに重要になってきていると考えられるので、現行の審査基準とも照らして望ましい実務対応について論ずることとした。 |