専門委員会活動
著作権委員会（3月度）
| 時 | 2022年3月14日（月）14：00〜17：20 |
|---|---|
| 所 | Web会議 |
| 人 | （敬称略）：佐保委員長、今枝、都築、永田、吉野、渡辺 各副委員長／ 今井、金、榑谷、 小堀、佐久間、酌井、杉山、鈴木（博）、鈴木（雄）、田附、津田、 平井、松浦、御手洗、李 、藤門 合計22名（議事録作成：李） |
議 事
【第1部】チーム活動 14:00〜15:15- 国内動向チーム
- 国際＆新技術チーム
- 第２部にて行う年間のチーム活動の報告内容の確認を行った。
- リーガルナレッジマネジメントチーム
- 第２部にて行う年間のチーム活動の報告内容の確認を行った。
【休憩】15:15〜15:30
【第2部】定例委員会 15：30〜17：10
- 連絡事項（佐保委員長）
来年度：２０名参加 - 挨拶
退任される各委員ご挨拶：今井、酌井、杉山、鈴木（博）、田附、津田、平井、藤門、松浦、渡辺
来年度新任副委員長ご挨拶：榑谷 - 成果報告
- �々馥眄�策チーム
- 今期の主要な著作権政策課題の状況
- 今期のチーム活動
- 今後の課題（来年度の活動に向けて）
- ��国際＆新技術チーム
＊国際サブチーム- AI著作権に関する国際的なパブコメ、WIPO動向、議論状況
- WIPOプロジェクト活動状況
＊新技術サブチーム
論説：「ブロックチェーン技術を著作権管理に適用した場合の考察（音楽著作物を例に）」- 音楽著作権管理
- 「競合型」「共存型」
- ��LKMチーム
- JIPA研修への講師派遣
- 著作権ヒヤリハット事例集
- �々馥眄�策チーム
以上
著作権委員会（2月度）
| 時 | 2022年2月14日（月）14：00〜17：00 |
|---|---|
| 所 | Web会議 |
| 人 | （敬称略）：佐保委員長、今枝、都築、永田、吉野、渡辺 各副委員長／ 今井、金、榑谷、 小堀、佐久間、酌井、杉山、鈴木（博）、鈴木（雄）、 津田、平井、松浦、御手洗、李、藤門 合計21名（議事録作成：鈴木（雄）） |
議 事
【第1部】14：00〜15：25- 連絡事項（佐保委員長）
- �〕菁�度委員会参加募集2月18日まで。現時点で3名。
- ��WIPOシンポジウムでポスターセッションの発表をした。入賞は逃したが、活動の周知はできた。
- ��WIPOとの連携に向けた課題集め。主張・提言を募集している。
- 著作権動向報告（金委員）
「コンテンツNFTの構造的な課題とそれに対する取り組み、及びコンテンツ産業としてあるべきビジネモデルの在り方」「DX時代におけるクリエイターへの適切な対価還元方策について」について報告がなされた。 - 著作権トピクス紹介（松浦委員）
「令和2年度著作権法改正〜著作権法第30条の2（写り込み等）〜」について報告がなされた。
【第2部】15：35〜17：00
- 国内動向チーム
- 「知的財産推進計画２０２２」の策定に向けた知的財産戦略本部の検討動向を確認し、その内容を踏まえ、中心アジェンダである「ブロックチェーン技術やNFTを活用した権利処理IT基盤の整備」について、何が今後の課題となるかを各委員間で討議した。特に、NFTについては著作権のライセンスのためのツールとして活用されつつある一方で、複数のマーケットプレイスをまたいで利用された場合にライセンス関係が断絶する可能性があることが指摘され、著作権の観点から、今後追究すべき論点であるとの認識を共有した。
- 国際＆新技術チーム
- 中長期的な取り組みとして、著作権領域でのJIPAのグローバルプレゼンス強化を目的にWIPO、欧州委員会への提言可否について検討を行った。
- 国際サブチーム、新技術サブチームともに３月委員会での成果発表に向け準備を進めた。新技術チームにおいては来年度以降の研究テーマについての検討も行った。
- リーガルナレッジマネジメントチーム
- 「ヒヤリハット事例集」の最終確認として、挿絵の利用規約の確認、スライドの順番、「はじめに」の文章、表紙等の作成を行った。
以上
著作権委員会（1月度）
| 時 | 2022年1月24日（月）14：00〜17：00 |
|---|---|
| 所 | Web会議 |
| 人 | 敬称略）：佐保委員長、今枝、都築、永田、吉野、渡辺 各副委員長／今井、金、榑谷、 小堀、佐久間、酌井、杉山、鈴木、鈴木、田附、津田、中川、 平井、松浦、御手洗、李 合計22名（議事録作成：都築、中川） |
議 事
【第1部】14：00〜15：15- 連絡事項（佐保委員長）
- �￣儿饕虜眥０検�Open consultation : AI and IP: copyright and patents」に対し、AI研究会名義（別宮理事長名）で1月7日に提出された。
- �¬瓜�訴訟法の改正に伴う著作権制度及び「独占的ライセンスの対抗制度及び独占的ライセンシーに対し差止請求権を付与する制度の導入に関する報告書（案）」に関するパブコメについて、次世代コンテンツ政策PJと検討し意見提言は見送ることとなった。
- ��JIPA知財シンポジウムプロジェクト
ポスター（動画）が提出されJIPAのwebにて公開された。 - ��JIPA表彰
次の表彰がなされることとなった。
一般感謝表彰：佐保委員長、都築副委員長
研修感謝表彰：今枝副委員長
- 著作権動向報告（津田委員）
京都地裁令和3年12月21日判決（編み物動画投稿者から動画削除請求者への損賠請求事件）について報告がなされた。
【第2部】15：30〜17：00
- 国内動向チーム
- 12月22日の文化審議会著作権分科会（第21期第2回）及び規制改革推進会議（第12回）おける議事内容を確認し、議論した。
- 特に規制改革会議で提示された「当面の規制改革実施事項（案）」の内容を確認し、簡素で一元的な権利処理に関する今後の政策動向及び考えられる課題について意見交換した。
- 国際＆新技術チーム
- 国際サブチーム：３月の成果報告に向けて調査・研究進捗中。前期から調査を行っていたUK Computer Generated Worksや、WIPO連携WGでの活動内容を盛り込む。
- 新技術サブチーム：論説について、最終稿入稿に向け会誌広報委員会からのフィードバックについて反映の要否を検討し期限までに入稿見込み。
- リーガルナレッジマネジメントチーム
- ヒヤリハット事例集の構成、内容の順番の整理等、最終的な確定に向けての検討を行った。
以上
著作権委員会（12月度）
| 時 | 2021年12月23日（木）14：00〜17：00 |
|---|---|
| 所 | Web会議 |
| 人 | 敬称略）：佐保委員長、今枝、都築、永田、吉野、渡辺 各副委員長／ 金、榑谷、杉山、 鈴木（博）、鈴木（雄）、田附、津田、松浦、李、平井、御手洗、中川、佐久間、小堀 各委員 合計 20名（議事録作成：渡辺） |
議 事
【第1部】14：00〜15：10- 連絡事項（佐保委員長）
- �．僖屮灰甍娶�募集について
- 英国知的財産庁(UKIPO)
「人工知能と知的財産：著作権と特許」に関する意見募集に対しては、Computer Generated WorksおよびText and Data mining関して、次世代コンテンツプロジェクトと著作権委員会の連名で意見提出を進めており、AI研究会が集約・英訳し、JIPAとして提出予定。 - 文化庁 民事訴訟法の改正に伴う著作権制度及び「独占的ライセンスの対抗制度及び独占的ライセンシーに対し差止請求権を付与する制度の導入に関する報告書（案）」の意見募集に対しては、JIPAとしての意見提出は行わない。
- 英国知的財産庁(UKIPO)
- ��JIPAシンポ ポスター制作について
今月末提出予定のポスター案が共有された。副委員長にて各チームの情報について推敲し、ポスターメンバーに連絡を行う。
- �．僖屮灰甍娶�募集について
- 国内動向チーム活動報告（杉山委員）
「独占的ライセンスの対抗制度および独占的ライセンシーに対し差止請求権を付与する制度の導入に関する報告書（案）（令和３年１２月１日）」の概要について報告がなされた。 - リーガルナレッジマネジメントチーム活動報告（今枝副委員長）
JIPA研修の実施状況および来期の実施予定と、今期とりまとめと進めているヒヤリハット集作成の今後の進め方に関する連絡がなされた。
【第2部】15：25〜17：00
- 国内動向チーム
- 12月2日の文化審議会著作権分科会基本政策小委員会（第8回）、12月8日の文化審議会著作権分科会法制度小委員会（第2回）、12月22日の文化審議会著作権分科会（第21期第2回）における議事内容を確認し、議論した。
- 新たに設けられた文化審議会文化経済部会について、その概要を共有した(第1回会議が12月22日に開催された)。
- 国際＆新技術チーム
- 国際サブチーム：３月の成果報告に向けて調査・研究進捗中。具体的な活動の成果物についてすり合わせを行った。
- 新技術サブチーム：今月末初稿入稿予定の論説案について、正副委員長からの査読コメントを確認、反映を進めている。予定通り入稿可能な見込み。
- リーガルナレッジマネジメントチーム
- 当委員会のJIPAシンポジウムポスター（動画）のうち、当チームパートに関して確認・検討を行った。
- ヒヤリハット事例集の内容の確認、今後の進め方について検討を行った。
以上
著作権委員会（11月度）
| 時 | 2021年11月22日（月）14：00〜17：00 |
|---|---|
| 所 | Web会議 |
| 人 | 敬称略）：佐保委員長、今枝、都築、永田、吉野、渡辺 各副委員長／ 金、榑谷、酌井、 杉山、鈴木（博）、鈴木（雄）、田附、津田、藤門、松浦、李、 平井、御手洗、中川、今井、 佐久間、小堀 各委員 合計 23名（議事録作成：小堀） |
議 事
【第1部】14：00〜15：20- 連絡事項（佐保委員長）
- �．僖屮灰甍娶�募集について
佐保委員長より、英国知的財産庁(UKIPO)から「人工知能と知的財産：著作権と特許」に関する意見募集がなされた。著作権部分は著作権委員会と次世代コンテンツプロジェクトにて検討する。意見はAI研究会が集約し、JIPAとして提出する。 - �▲櫂好拭疾�作について
中川委員より、シンポジウムで使用するポスター制作の中間報告があった。メッセージアプリ風の画面上で２人がやり取りしながら、どのような活動を行っているかを説明する内容とするとのこと。11月中までに各チームのポスター係まで以下を提出する。- 各チームの活動を紹介するための、キーワード、説明文（「何をやっているのか」「何を目標にしているのか」）
- もしあれば、共有していい資料・成果
- 活動の中で一番伝えたいこと・メッセージ
- �．僖屮灰甍娶�募集について
- 国内動向チーム活動報告（御手洗委員）
2021年11月15日に開催された基本政策小委員会第７回で話合われた内容をもとに、中間まとめの概要と、それに対する各委員からの意見について報告があった。 - 国際サブチーム活動報告（渡辺副委員長）
国際サブチームが参加しているWIPOプロジェクトについて、以下の報告・紹介があった。- 11/5実施のWIPO・JIPAメンバー間連絡会の報告
- アカデミアより参加の先生のご講演の紹介
−山内先生（明治大学）より、WIPOとの共同研究の方向性についてのご講演と、EPIP(The European Policy for Intellectual Property Association)2021報告論文の紹介
−竹中先生（ワシントン大学・慶応義塾大学）より、DXと特許保護適格性、Gender Gapに関する講演内容の紹介
【第2部】15：30〜17：00
- 国内動向チーム
- シンポジウム用ポスターについてチームで行うことを確認した。
- 2021年11月15日開催の法制度小委ライセンスＷＴ第3回で検討された「独占的ライセンスの対抗制度及び独占的ライセンシーに対し差止請求権を付与する制度の導入に関する報告書（案）」の内容を確認し、企業実務への具体的な影響についてフリー・ディスカッションを行った。
- 次回12月の著作権委員会の第1部にて上記報告書とアップデートされる「簡素で一元的な権利処理方策について(中間まとめ)」のポイントを杉山委員より報告することとした。
- 国際＆新技術チーム
国際サブチーム：UKIPOパブコメについて、昨年からの経過・今回の内容について確認。他、３月の成果報告に向けto doの確認・割振りを行い、調査を継続する。
新技術サブチーム：論説の初案が完成しつつあり、細かなすり合わせを実施中。今後、チーム内校正を経て12月入稿に向け順調に進捗中。 - リーガルナレッジマネジメントチーム
- ポスター制作のためにチームとして行うことの確認を行った。
- 12月度著作権委員会におけるチーム活動報告の方針・内容の検討を行った。
- チームメンバーが作成した事例集用のパワーポイントスライドの統合の仕方・分類の仕方を取り決めた。また、内容の確認を継続し、12月度著作権委員会までにチーム内での完成を目標とすることとした。
以上
著作権委員会（10月度）
| 時 | 2021年10月22日（金）14：00〜17：00 |
|---|---|
| 所 | Web会議 |
| 人 | （敬称略）：佐保委員長、今枝、都築、永田、吉野、渡辺 各副委員長／ 金、榑谷、小堀、 酌井、杉山、鈴木（博）、鈴木（雄）、田附、津田、藤門、松浦、御手洗、中川、今井、平井 各委員（議事録作成：佐久間） 22名 |
議 事
【第1部】14：00〜15：20- 連絡事項（佐保委員長）
- ��DX時代に対応した著作権制度・政策の在り方のパブリックコメント
10月13日に著作権員会と次世代コンテンツプロジェクトにて対応の協議を行った。 - �▲轡鵐櫂献Ε犁擇咼櫂好拭疾�作に関して
来年2月のシンポジウムに向け、ポスターセッションのキックオフミーティングを行った。 - ��LKMチームからの依頼について（都築副委員長）
「著作権版ヒヤリハット事例集」作成のための事例募集について、ご協力の御礼と残り数名の方からご連絡いただきたい旨を述べた。
- ��DX時代に対応した著作権制度・政策の在り方のパブリックコメント
- 国内動向チーム活動報告（酌井委員）
今年度の著作権政策課題と基本政策小委員会に関する報告があった。 - 著作権動向報告（吉野副委員長）
著作権と条約の基礎知識に関する発表があり、著作権法と条約の関係、著作権関係の主な条約及び現在のWIPOにおける議論を中心に詳細な解説があった。
【第2部】15：30〜17：00
- 国内動向チーム
- 基本政策小委員会第6回の資料を用い、文化庁が進めようとしている方向性について、「デジタルコンテンツの利用促進について」「権利情報データベースの構築に関する検討」「現行の裁定制度に関する検討」を中心に議論を行った。
- 次回の全体会議での発表内容(基本政策小委員会第7回の報告を中心とした国内チームの活動内容報告)・発表者(御手洗)とチーム会議での議題(ライセンス契約WTの議題)・発表者(永田)を決めた。
- 国際＆新技術チーム
- 国際サブチーム：11月5日に行われるWIPOとのメンバー間会合におけるトピックについて議論し、情報を共有した。
- 新技術サブチーム：月例会以外にもサブチームごとにチームMTGの場を持ち議論を行っている。全体骨格の執筆が完了しつつあり、「競合型」と「共存型」夫々の論調・具体的内容について議論を実施。
- リーガルナレッジマネジメントチーム
- 前回の委員会活動より後に委員からお送りいただいたヒヤリハット事例の内容確認を行い、事例集化に向けた作業の割り振りを決定した。
- 前回の委員会活動で割り振った事例を確認し、内容の難易度、言葉遣いの統一などについて方針を決定した。
以上
著作権委員会（9月度）
| 時 | 2021年9月27日（月）14：00〜17：00 |
|---|---|
| 所 | Web会議 |
| 人 | （敬称略）：佐保委員長、今枝、都築、永田、吉野 各副委員長／ 金、榑谷、小堀、佐久間、 酌井、杉山、鈴木（博）、鈴木（雄）、田附、津田、中川、平井、藤門、松浦、御手洗、李、 今井 各委員（議事録作成：今井） 22名 |
議 事
【第1部】14：00〜15：10- 連絡事項（佐保委員長）
- ��JIPAアンケート回答
集計結果共有済み。ご協力ありがとうございました。 - �∧顕縦４靄楡�策小委でのヒアリング発表資料について、ご協力ありがとうございました。
ヒアリング資料は以下に掲載されています。
https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/chosakuken/kihonseisaku/r03_04/pdf/93383701_02.pdf - �０嫋◆γ�作権の合同委員会を実施（9月3日）
著作権委員会からの出席者は、佐保委員長、都築副委員長、吉野副委員長、藤門委員。
知財権ミックス等について議論。意匠委員会からは意匠法改正により物品限定が曖昧になったことによる著作権領域とのすみ分けについての危惧などのコメントがあった。 - �ぁ�The WIPO Conversation on Intellectual Property and Frontier Technologies” に関する質問票に対するJIPA回答案検討（佐保委員長、渡辺副委員長、平井委員、藤門委員）
- ��LKMチームからの依頼について
「著作権版ヒヤリハット事例集」作成のための事例募集について、回答者は半分程度。
具体事例や社名は伏せることを相談可能なので、ぜひ事例を寄せて欲しい。
中川さんからの依頼メールを参照。
- ��JIPAアンケート回答
- 著作権動向報告（新技術チーム・鈴木（博）委員）
ファスト映画事件の動向について紹介がなされた。 - 国際チーム活動報告（国際チーム・津田委員）
AIと著作権に関する国際的な議論・検討状況の概観について、欧州著作権指令の国内法化の状況WIPOプロジェクト活動状況について説明がなされた。
【第2部】15：25〜17：00
- 国内動向チーム
- 各委員で分担して傍聴した下記委員会について、それぞれ下記の担当者から概要の報告があった。また、報告内容を踏まえて委員間で意見交換を行った。
- 基本政策小委 §１：酌井委員 §２：金委員 §３：御手洗委員 §４：杉山委員
- 法制度小委 §１：吉野副委員長
- 今後も基本政策小委の動向調査を中心に著作権政策の動向を情報収集予定。
- また、関連の政策情報として、文化庁において「文化芸術分野の適正な契約関係構築に向けた検討会議」が実施されている旨とその概要について永田副委員長より共有があった。
- 次回の全体会における政策動向報告者を酌井委員に決定した。
- 国際＆新技術チーム
- 国際サブチーム：WIPOプロジェクトでの高官表敬訪問を足掛かりに、著作権委員会としてWIPO・JIPAのメンバー間のコミュニケーションを予定。初回Web打ち合わせのトピックス案を検討した。なお、欧州著作権指令の国内法化については進捗なし。
- 新技術サブチーム：論説の執筆本格化。著作権管理へブロックチェーンを導入することの検討を、「競合型」と「共存型」との二軸で比較・論じる方向で進めている。
- リーガルナレッジマネジメントチーム
今回の委員会活動までに委員からお送りいただいたヒヤリハット事例の内容確認を行い、事例集化に向けた作業の割り振りと今後のスケジュールについて検討した。
以上
著作権委員会（8月度）
８月は休会です。以上
著作権委員会（7月度）
| 時 | 2021年7月27日（火）14：00〜17：00 |
|---|---|
| 所 | Web会議 |
| 人 | （敬称略）：佐保委員長／今枝、都築、永田、吉野、渡辺 各副委員長／ 今井、金、榑谷、小堀、佐久間、酌井、杉山、鈴木（博）、鈴木（雄）、田附、津田、平井、 藤門、松浦、御手洗、中川、李 各委員（議事録作成：渡辺） |
議 事
【第1部】14：00〜15：40- 連絡事項（佐保委員長）
- �．僖屮螢奪�コメント関係について
＜実施済＞
- HCCH（The Hague Conference on Private International Law）-WIPO質問票
フェアトレード委員会より協力依頼有、対応を行った。- 欧州委員会「意匠の保護にかかるサーベイ」質問票
意匠委員会より著作権に関連する事項について協力依頼有、対応を行った。＜実施中＞
- 文化庁・総務省「放送同時配信等の許諾の推定規定の解釈・運用に関するガイドライン（案）」パブリックコメント
次世代コンテンツ政策プロジェクトと共に対応を実施中。- 「The WIPO Conversation on Intellectual Property and Frontier Technologies」WIPO 質問票 AI研究会より協力依頼有、対応を実施中。
- ��東西部会、委員長による発表について
放送の同時配信に関する調査研究（６月に国内政策チーム論説掲載）についてとりあげ、オンデマンド配信開始の旨、連絡された。
- �．僖屮螢奪�コメント関係について
- 著作権動向報告（国内政策動向チーム・田附委員）
知財推進計画2021および文化審議会著作権分科会7月13日（第61回）（第21期第1回）について説明がなされた。 - LKMチーム活動報告（LKMチーム・都築副委員長）
チーム活動内容（JIPA研修対応・事例集の作成）について説明がなされた。
【第2部】15：40〜17：00
- 国内動向チーム
- 知財推進計画２０２１の内容について、各委員から、様々な観点（ex.自身の所属する企業のビジネスの観点、これまでの著作権行政との比較との観点、自身の興味関心の観点）から意見交換を行った。
- 特に、今年度制度の導入に向けた検討が行われる「拡大集中許諾制度」について、コンテンツビジネスを展開する企業に所属する委員を中心に、既存のライセンススキームとの調整の難しさ、仮に制度を導入した場合の利益分配の難しさ（特に一つのコンテンツに複数の権利者が絡む場合）など、今後留意すべき観点が示された。
- ８月には基本政策小委員会が3回開催されるとの情報が入っているため、国内チームで分担して傍聴することとし、９月度のチーム活動で各委員から報告・共有の上議論することとした。
- 国際＆新技術チーム
- 国際サブチーム：欧州DSM著作権指令の国内法化の進捗について更に確認を行った。引き続きの調査とする。またWIPO Conversation向けの質問票について確認を行ったが、国際チームとして特段指摘事項はない。
- 新技術サブチーム：論説の骨子についてすり合わせを行った。12月論説初稿入稿をゴールに設定し執筆を進めていく。随時チームミーティングを実施する見込み。
- リーガルナレッジマネジメントチーム
- ６月中旬から７月中旬にかけてJIPA主催の基礎研修の配信があった。受講者からなされた著作権パートに関する質問への回答を検討した。
- 初歩的な事例集の作成：各自持ち寄った事例のビジュアル化をもとに、その内容および今後の進め方について議論した。また著作権員会委員への協力依頼の方法についても検討した。
８月中に依頼を行い、年度内に事例集を完成させる方針である。
以上
著作権委員会（6月度）
| 時 | 2021年6月29日（火）14：00〜17：00 |
|---|---|
| 所 | Web会議 |
| 人 | （敬称略）：佐保委員長／都築、永田、吉野、渡辺、今枝 各副委員長／ 今井、金、小堀、佐久間、酌井、杉山、鈴木（博）、鈴木（雄）、田附、津田、平井、藤門、 松浦、御手洗、李 各委員（議事録作成：都築） |
議 事
【第1部】14：00〜15：40- 連絡事項（佐保委員長）
- �＿そ０儖�会が実施している「意匠の保護にかかるサーベイ」のうち著作権に関連する事項についての協力依頼について説明がなされた。
- ��7月にWIPO事務次官との対話が行われる旨の報告がなされた。今後に向けたJIPAとWIPOとの関係強化を意識して臨むとのこと。
- トピック報告（榑谷委員）
著名漫画等の海賊版が多数掲載されていた「漫画村」事件の経緯、裁判の顛末について報告がなされた。
ほかに、「ファスト映画」の問題、通販サイトでのアニメグッズの違法販売などのトピックが報告された。 - 新技術チーム活動報告（新技術チーム）
新技術チームは、今期も引き続きブロックチェーンの研究を行う予定であることが報告された。
また、知的財産戦略本部における「デジタル時代における著作権制度・関連政策の在り方検討 タスクフォース」が発表した中間とりまとめについて、コンテンツと権利管理団体の選択肢などの説明がなされた。
【第2部】15：50〜17：00
- 国内動向チーム
- 当初は「知的財産推進計画２０２１」のレビューを行う予定であったが、同計画が未だ決定されていない状況であったため、予定を変更し、現在政府・与党において公表されている著作権関係の情報（自民党知財戦略調査会の提言／規制改革実施計画／規制改革会議投資等WG／文化庁の放送同時配信等に係る推定規定のガイドライン策定に関する検討会）を全員でレビューした。
- 今後、チーム内で特に重点的に検討する課題について、最終的には知財計画２０２１の内容をみて来月のチーム活動で検討することになるが、すでに複数の重点施策が下記� 銑い棒依�されることは明らかになっているため、このうち何に注力するか議論を行った。結果、チームメンバーの関心も高く、政府としても今年度の最重要課題と思われる�，鮹羶瓦妨‘い鮨覆瓩觜佑┐�有力となった。
�ヾ柄任念豎臈�な権利処理方策
��国境を越えた海賊版対策に向けた方策
��バリューギャップ問題への対応
�っ�作権分野の人材育成、普及啓発
- 国際＆新技術チーム
- 国際サブチーム：欧州DSM著作権指令の国内法化の進捗について確認した。期限は到来したもののほとんどの加盟国で対応が未了の状態のよう。国内法化済の数か国についてはその国内法について詳細を確認していく予定。合せて、欧州委員会側の動き確認する。
- 新技術サブチーム：各自持ち寄ったテーマ案についてチーム内で共有を行った。もう数か月かけて研究、論説のテーマについてチーム内で検討していく予定。
- リーガルナレッジマネジメントチーム
- 著作物・著作権に関する初歩的・基本的な誤り等の事例を持ち寄り、内容について議論した。これをもとに、各自一つの事例をビジュアル化し、委員会に報告することとした。
- JIPA主催の基礎研修の配信が始まったことから、著作権パートに関する質問が出てくることが予想される。タイミングによるが、7月度委員会等で質問への回答を検討する方針を確認した。
以上
著作権委員会（5月度）
| 時 | 2021年5月25日（火）14：00〜17：00 |
|---|---|
| 所 | Web会議 |
| 人 | （敬称略）：佐保委員長／都築、永田、吉野、渡辺、今枝 各副委員長／ 今井、金、小堀、 佐久間、酌井、杉山、鈴木（博）、鈴木（雄）、田附、津田、中川、平井、藤門、松浦、御手洗、 李 各委員（議事録作成：今枝） |
議 事
【第1部】14：00〜15：20- WIPO PJについての共有（佐保委員長）
WIPOとの連携を深めるためのWIPO PJの活動概要、及び、5月19日に実施された【第1回WIPO会合】について、説明が行われた。
著作権委員会からは、佐保さん、渡辺さん、平井さん、津田さんがWIPO連携WGに参加。
WIPO連携WGでは、5月以降、四半期に１回程度の会合を行い、また、6月?7月頃には、DDG/ADGとのオンライン表敬訪問を実施する予定。 - 前回欠席された委員の自己紹介（平井さん）
- 国内動向チームからの発表（永田さん）
令和3年度著作権法改正案のポイントについて、報告が行われた。- � ／渊餞朶愀犬慮⇒�制限規定の見直し
┗国立国会図書館による絶版等資料のインターネット送信
┗図書館等による図書館資料のメール送信など - �◆（�送番組のインターネット同時配信等に係る権利処理の円滑化
┗権利制限規定の拡充（34条1項等）
┗許諾推定規定の創設（63条5項）
┗レコード・レコード実演の利用円滑化(94条の3、96条の3)
┗映像実演(俳優の実演など)の利用の円滑化(93条の3、94条)
┗協議不調の場合の裁定制度の拡充（68条）
- � ／渊餞朶愀犬慮⇒�制限規定の見直し
- 国際＆新技術チームからの発表（津田さん）
- � �INTチーム 国際サブチームの前年度の活動概要について、報告が行われた。
（2021年度メンバー：渡辺さん、津田さん、平井さん、今井さん、佐久間さん） - �◆�AIと著作権に関する国際的な議論・検討状況の概観について、報告が行われた。
┗AI概観
┗AIによる創作物
┗WIPO “Revised Issues Paper on Intellectual Property Policy and Artificial Intelligence”の概観
┗『AI学習』における著作物の利用 �‘�本 �∧胴� �２そ� �っ羚�
┗『AIによる生成物』に関する著作権関連の論点 �‘�本 �∧胴� �１儿� �す畊舛曚� �ッ羚� - �� �△亡慙△掘�AI開発に伴う今後の課題（データの利用方法など）について、各委員が検討事例を挙げるなどして、ディスカッション・質疑応答が行われた。
- � �INTチーム 国際サブチームの前年度の活動概要について、報告が行われた。
【第2部】15：30〜17：00
- 国内動向チーム
- 現在国会で審議中の著作権法一部改正法案について、全体会での報告資料及び新旧対照表を用いながら、吉野・永田の両副委員長の司会進行により、以下の点を中心に内容を確認・整理した。
―審議会における議論がどのような形で条文に反映されたかの確認
―条文内容、新しく導入された用語等の理解
―条文が抱える問題点や、今後に向けた課題の確認
- 現在国会で審議中の著作権法一部改正法案について、全体会での報告資料及び新旧対照表を用いながら、吉野・永田の両副委員長の司会進行により、以下の点を中心に内容を確認・整理した。
- 国際＆新技術チーム
- 国際サブチーム：今年度の活動の方向性議論のために、各メンバーの興味領域に関する意見交換や、WIPO周りの年間の見込みスケジュール、欧州DSMの進行状況についての確認を行った。
- 新技術サブチーム：昨年度までのブロックチェーンに関する調査状況について、留任委員と新任委員とで共有を行った。次回全体会での発表では、知的財産戦略本部のタスクフォースが公開する「中間とりまとめ」（※）を取り上げる予定。今年度執筆を目指している論説のテーマについても、同資料をベースとした研究も視野に入っている。
※http://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/tyousakai/kousou/digital_kentou_tf/pdf/tyukan_torimatome.pdf
- リーガルナレッジマネジメントチーム
- ５月２４日にJIPA主催の研修の著作権パートの収録が行われたことが報告された。
- 各社での社内教育に関する事例について自由に議論を行ったことを踏まえ、次回以降より具体的なケーススタディと影響を自分事として受け止められる資料の作成を目指すこととした。
以上
著作権委員会（4月度）
| 時 | 2021年4月26日（月）14：00〜17：20 |
|---|---|
| 所 | Web会議 |
| 人 | （敬称略）：佐保委員長／今枝、都築、永田、吉野、渡辺 各副委員長／ 今井、金、榑谷、 小堀、佐久間、酌井、杉山、鈴木（博）、鈴木（雄）、田附、津田、中川、藤門、松浦、御手洗、 李 各委員（議事録作成：佐保） |
議 事
【第1部】14：00〜15：40- 連絡事項（佐保委員長）
2021年度の著作権委員会の運営（執行部メンバー、スケジュール、委員会の進め方等）についての説明が行われた。 - チーム活動紹介（吉野副委員長、渡辺副委員長、都築副委員長）
国内動向、国際＆新技術、及びリーガルナレッジマネジメントチームを担当するそれぞれの副委員長から2020年度の活動実績概要及び2021年度の活動方針についての説明が行われた。 - 次世代コンテンツ政策プロジェクト活動紹介（同プロジェクトリーダの今子様）
2021年度の次世代コンテンツ政策プロジェクトの活動概要（PJの役割、テーマ、スケジュール等）の説明が行われた。 - 著作権／著作権政策の基礎知識（吉野副委員長）
2021年度の著作権委員会の始動にあたり、著作権の基本的な考え方や著作権政策形成の全体像を説明したうえで、R3著作権法改正案の概要及び今後注目すべき著作権政策課題についての報告が行われた。
【第2部】15：45〜17：20
- 国内動向チーム
- 各メンバーから、国内著作権政策に関する興味・関心事項について発表いただき、今年の主な検討課題について意見交換を行った。結果、今通常国会に提出されている著作権法改正案の整理・分析をまず優先的に行うこととし、加えて政府の今年の政策課題の検討状況をにらみつつ、委員会として注力すべき分野を決めることとした。
- 政策動向報告の基本的な方針（一回の発表は原則一人が担当し、発表時までに公表されている情報をベースにしつつ、政策動向を分かりやすく整理）を確認した。
- ５月及び6月の政策動向報告発表者（5月：永田さん、6月：田附さん）及びチーム活動の内容（5月：改正法レビュー、6月：知財計画2021レビュー）を決定した。
- 国際＆新技術チーム
- 昨年までの活動概要を共有し、今年度の活動目標の検討を開始した。次回委員会までにチーム内アンケートを実施予定。
- 新技術サブチームは５月次世代コンテンツ政策プロジェクトにおいて、昨年の研究結果についての発表を行う。国際サブチームは５月委員会発表準備を行う。
- リーガルナレッジマネジメントチーム
留任委員から新任委員に向けて、前年の活動内容や、今年度のJIPA主催研修への講師派遣予定について紹介した。また、今年度の活動の方向性について議論した。次回は、各社の情報を持ち寄り議論を継続する予定。
以上
