専門委員会活動

著作権委員会（3月度）

時	2020年3月19日（木）15：30～17：00
所	日本知的財産協会　東京事務所第一会議室およびWeb会議
人	（JIPA第一会議室）河野委員長、村上、岡、佐保、都築、木須　各副委員長木村、小林、佐伯、鈴木（博）、永井、永田、山本、渡辺　各委員（Web会議）　　伊藤、金子、菊池、倉本、鈴木（綾）、田附、津田、橋爪、樋川、平井、窪（記録）　各委員　※大平委員は接続できず

概　要

連絡事項
都築副委員長より、JIPA知財シンポジウムにおける委員会紹介用に作成された動画について共有があった。また、河野委員長よりポスターセッション投票が23日締切であることの説明があった。
動向報告
1. （１）田附委員より、以下の2点について報告がなされた。
  ①文化審議会著作権分科会（第55回）についての報告
  ②令和2年通常国会著作権法改正案についての報告
  ①として主に令和元年度法制・基本問題小委員会の審議の経過等について、②として改正案について要点を絞った説明がなされた。なお、著作権委員会（1/27）以降の審議会等の開催概要は参考資料として別途共有がなされた。
今年度のチーム活動発表
各チームより、今年度のチーム活動実績の発表があった。
- 国内チーム①（契約系サブチーム）
  「著作物の契約に係る論点の調査・研究」と題して、「著作物の使用許諾その他の取扱いに関する契約条件に関し、よくある論点、その対応の考え方、条文案などを解説、紹介する」という内容の原稿を執筆。知財管理2020年6月号に掲載予定。
- 国内チーム②（新技術系サブチーム）
  新技術と著作権の関係等についての調査・研究として、AI創作物に係る創作性、帰属等を調査・研究。「AI生成物の著作権法上の保護の在り方についての一考察」のタイトルで知財管理2020年8月号に掲載予定。
- Legal Knowledge Managementチーム
  JIPA研修への講師派遣を計7回実施。また、著作権教育で使える事例・判例等の情報収集、分析及び実務に役立つ資料を作成（全21事例）。本年度末までに全体に共有予定。
- 国際法制度検討チーム
  EU DSM著作権指令に関する調査と研究。「デジタル時代に適応したEU著作権指令採択に至る背景の要説」および「Digital Single Market著作権指令概訳」を2020年5月号に掲載予定。
今年度著作権委員会退任者からの挨拶
河野委員長、岡、木須各副委員長、菊池、鈴木（綾）、永井、山本、金子各委員から、それぞれ退任の挨拶があった。

以上　　

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著作権委員会（2月度）

時	2020年2月28日（金）（記録：木須）
所
人

概　要

【全体会】
　当初、名古屋税関訪問を予定していたが、新型コロナウイルスの拡大を受けて事前に中止を決定。

【チーム別活動】
　チーム別に開催の有無、開催方法・場所等を検討の上、下記のとおり実施。

国内動向チーム
1. （１）サブチーム①（契約系）
  　会合見送り。メールベースで論説原稿の確認・修正を実施した。
2. （２）サブチーム②（新技術系）
  　日時：2/27（木）10:00-12:00 （Skype会議）
  　　　　 2/28（金）15:00-17:00 （Skype会議）
  参加者：村上副委員長、大平、金子、菊池、窪、鈴木各委員
　　上記の日程で、論説原稿の読み合わせを実施。初稿を会誌広報委員会に提出済み。
Legal Knowledge Managementチーム
　会合見送り。メールベースで未着手のQ&A解説案作成、作成済みのQ&Aのレビューを実施した。
国際（欧州）法制度チーム
　会合見送り。メールベースで論説原稿の確認・修正を実施した。

以上　　

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著作権委員会（1月度）

時	2020年1月27日（月）14：00～17：00
所	日本知的財産協会　東京事務所　第一会議室
人	河野委員長、村上、岡、佐保、都築、木須　各副委員長今枝、大平、菊池、木村、窪、倉本、小林、佐伯、鈴木（綾）、鈴木（博）、田附、津田、永井、永田、樋川、比護、山本、渡辺、金子（記録）　各委員

議　事

【第１部】14:00～15:00

連絡事項
1. （１）都築副委員長より、3月19日（木）の懇親会について、ドレスコード（カジュアル過ぎない程度）の説明がなされた。
2. （２）論説原稿について、国際チームおよび国内チーム（契約系）は入稿を進める。
遠隔地開催
佐保副委員長より、2月28日（金）の遠隔地開催について、現状の参加予定者について報告がなされた。
著作権関連動向報告（比護委員）
1. （１）比護委員より、以下の3点について報告がなされた。
  ①侵害コンテンツのダウンロード違法化の制度設計等に関する検討会についての報告
  ②文化審議会著作権分科会著作物等の適切な保護と利用・流通に関する小委員会についての報告
  ③文化審議会著作権分科会法制・基本問題小委員会著作物等のライセンス契約に係る制度の在り方に関するワーキングチームについての報告
2. （２）また、今後の方向性として、以下の２点が報告された。
  ①侵害コンテンツのダウンロード（DL）違法化について、検討会では、音楽・映像以外の著作物については「軽微なもの」のDLを違法化しないこと、写り込みに関する権利制限規定を拡充しスクリーンショットを行う際に違法画像等が入り込むことを違法化しないこと等では意見が一致しており、さらに違法化の対象を「著作権者の利益を不当に害する場合」に絞り込むかについては更なる要件の追加の是非を政治判断に委ねる形となっている。
  ②リーチサイト対策について文化庁当初案から要件追加等の大きな変更はなく、施行日はDL違法化より前倒しになる可能性が高い。
今月のトピックス（樋川委員）
　樋川委員より、チラシの著作物性が問題となった「コンタクトレンズチラシ事件」（大阪地裁平成31年1月24日判決、大阪高裁令和元年7月25日判決）について報告がなされた。
　本案件では、ほとんどデッドコピーと評価されうるチラシについて、裁判所が著作物性を否定した事案である。具体的には、当該チラシ中の宣伝文句（キャッチフレーズ）や比較表を検討し、これらが①ありふれた表現・手法であることや、チラシの性質上、その②表現方法の選択の幅が制限を受けること等を考慮し結論を導いている。
樋川委員からは、チラシに著作物性が認められる場合はかなり限定的ではないかとの見解が示された。
　また、その他のトピックスの報告において竹書房がCloudflareを提訴した事案が紹介され、河野委員長から、著作権侵害の場面におけるプロバイダーの責任に関する議論等について補足説明がなされた。

【第2部】15：10～17：00

国内動向チーム
1. （１）サブチーム①（契約系）
  　2月1日の入稿に向けた論説原稿の確認・修正を行った。
2. （２）サブチーム②（新技術系）
  執筆中の論説原稿の読み合わせ（全体的な論理構成等の確認）及び修正内容の検討を行うとともに、入稿に向けた今後のスケジュールを確認した。
Legal Knowledge Managementチーム
　前月に引き続き、企業内著作権照会案件の事例集作成にあたって各メンバーが作成したQ&Aのレビューを実施。次回チーム活動時までに各メンバーがレビュー結果を反映する。また、次回チーム活動時までに、各メンバーが担当分の未着手の全Q&A解説案を作成する予定。
国際（欧州）法制度チーム　
　論説および概訳につき、表記ゆれの統一や解説部分の訂正など査読を行なった。1月中に会誌広報委員会へ入稿予定。

以上　　

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著作権委員会（12月度）

時	2019年12月23日（月）14:00～17:00
所	日本知的財産協会　東京事務所　第一会議室
人	河野委員長、村上、岡、佐保、都築、木須　各副委員長今枝、菊池、木村、窪、倉本、小林、佐伯、鈴木（綾）、鈴木（博）、田附、津田、永井、永田、橋爪、樋川、比護、山本、渡辺、大平（記録）　各委員

議　事

【第１部　全体委員会】14:00～15:00

連絡事項
1. 1) 今年度最終開催日（3/19）の懇親会について
  都築副委員長より、3月の懇親会が綱町三井倶楽部で開催予定との紹介がなされた。
2. 2) 論説掲載スケジュール
  佐保副委員長より、論説掲載予定が1カ月後ろ倒しになったとの説明がなされた。各サブチームが進める論説の入稿時期は佐保副委員長と各チームリーダーと調整中。
遠隔地開催
1. 1) 佐保副委員長より、遠隔地開催は2/28 名古屋税関にて開催する旨、説明がなされた。活動概要は、税関業務説明、広報展示室見学、その後名古屋港湾会館へ移動し全体/チームミーティング（詳細は12/23付け佐保副委員長展開済みの開催案内を参照）。
2. 2) また、村上副委員長より翌日の有志活動について、説明がなされた。美濃市、関市での活動を計画中。詳細は上記一次アンケートの中で連絡予定。
著作権関連動向報告(窪委員)
1. 1) 佐伯委員より、以下会議の討議内容ついて、公開議事録に基づき説明がなされた。
  I. 11月８日開催文化審議会著作権分科会　法制・基本問題小委員会著作物等のライセンス契約に係る制度の在り方に関するワーキングチーム（第２回）
  II. 11月27日開催　侵害コンテンツのダウンロード違法化の制度設計等に関する検討会（第1回）
2. 2) 上記Ⅰ.において、ライセンス制度の在り方検討に際しては、物権的構成、債権構成いずれか択一的に検討するべきではなく、複眼的に検討するべきとの意見があがった。また、対抗制度、ライセンシー固有の差し止め請求権について議論がなされ、本会議出席者により肯定的に捉えられた。
3. 3) 上記Ⅱ.において、違法化について個人はおよそ9割が反対。団体は6割が賛成とのアンケート結果が提示された。本制度導入には個人の制度理解と賛同が重要となる旨の見解が示された。
  また、リーチサイト対策については、制度設計基本方針については各委員意見に相違がないことが確認された。
  基本方針案⑤「音楽・映像については切り離し、それ以外の部分の取扱いの検討を行う」についても各委員間で確認されたが、この点、河野委員長より、初回会合かから対象を絞り込むことに合意がなされた点が関係各者間で驚きをもって捉えられており注目に値する、旨のコメントがあった。
今月のトピックス　鈴木(博）委員
1. 1) 鈴木(博)委員より、地図の著作物性について複数の裁判例を基に説明がなされた。
2. 2) 富山住宅地図事件。原則として創作性は低いもののが、素材の選択、配列などに個性、学識、調査の程度が反映され、地図全体として創作性が認められるならば、地図に著作物性が肯定される余地はある。
3. 3) ふぃーるどわーく多摩事件においても、上記)2と同様の立場から著作物性判断がなされた。
  ※上記2)及び3)の詳細は、12/20付けで鈴木(博)委員より展開された資料を参照
4. 4) 学説もまた、地図の著作物性を判断するに際しての要素としては、美的要素に加えて、学術的要素(地図作成者の知識や経験等)を求める立場をとっている。
5. 5) 鈴木(博)委員より、地図著作権の権利行使にあたっては、デッドコピー又は限りなくそれに近いものでないと、侵害と認められないのではとの意見が示された。

【第2部　チーム活動】15:00～17:00

国内動向チーム
1. （１）サブチーム①（契約系）
  知財管理誌の原稿について、2020年2月入稿に向け、内容の確認、検討、今後の進め方について議論した。
2. （２）サブチーム②（新技術系）
  - 執筆済み原稿の読み合わせを行い、修正方針を確認した。
  - 先行研究の調査結果を踏まえた「AI創作物」に関する論点についての討議を行い、サブチームの見解および執筆担当者を暫定的に決定した。
Legal Knowledge Managementチーム
前月に引き続き、企業内著作権照会案件の事例集作成にあたって各メンバーが作成したQ&Aのレビューを実施。次回チーム活動時までに各メンバーがレビュー結果を反映するとともに、原則として新規１問ずつQ&A案を作成することとする。
国際（欧州）法制度チーム
会誌広報委員会による論説の査読コメントへの対応方針を確認した。対応方針について会誌広報委員会と調整しつつ、各自担当パートの確認・修正を行う予定。

以上　　

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著作権委員会（11月度）

時	2019年１１月１８日（月）14:00～17:00
所	日本知的財産協会　東京事務所　第一会議室
人	河野委員長、村上、岡、佐保、都築、木須　各副委員長今枝、菊池、木村、窪、倉本、小林、佐伯、鈴木（綾）、鈴木（博）、田附、津田、永田、橋爪、樋川、比護、平井、山本、渡辺、永井（記録）　各委員

議　事

【第１部　全体委員会】14:00～15:10

連絡事項
1. 1) 遠隔地開催について
  - 佐保副委員長より、今年度の遠隔地開催について説明がなされた。例年、ソフトウエア委員会との合同開催が検討されるが、今年度はなしとなった。そのため、当初予定していた1月ではなく、2月の遠隔地開催を検討する。詳細は未定だが、金曜日開催で東京からそれほど遠くないところを考えている。詳細は別途連絡する。
著作権関連動向報告(窪委員)
- 窪委員より、以下の審議会の状況についての説明がなされた。著作物等のライセンス契約に係る制度の在り方に関するワーキングチームの検討状況、国際小委員会におけるWIPO放送条約の検討状況や米国著作権法改正の動き、また法制・基本問題小委員会における写り込みの権利制限規定拡充の取り組み状況等について、資料に沿って詳細に説明がなされた。説明を受け、放送条約や音楽近代化法（MMA）に関して意見交換がなされた。
  1. 1) 文化審議会著作権分科会
    - 8月27日　法制・基本問題小委員会　　著作物等のライセンス契約に係る制度の在り方に関するワーキングチーム（令和元年度　第１回）
    - 8月27日　国際小委員会（令和元年度　第1回）
    - 9月18日　法制・基本問題小委員会　（令和元年度　第2回）
    - 10月30日　法制・基本問題小委員会（令和元年度　第3回）
  2. 2)知的財産戦略本部
    - 9月3日　知的財産戦略本部会合　クールジャパン戦略について、クールジャパン戦略（概要、本文）
    - 10月18日　インターネット上の海賊版に対する総合的な対策メニュー及び工程表公開
    - 10月28日　構想委員会（第１回）
- 河野委員長より、「著作物等のライセンス契約に係る制度の在り方に関するワーキングチーム」からのヒアリング協力打診に関して、参加企業に独占的ライセンスについて問題意識を持っているところが特に確認されなかったため、JIPAとしてのヒアリング協力は難しい旨の回答をしたとの報告があった。
今月のトピック(渡辺委員)
- 渡辺委員より、EUにおけるプレス・デジタル利用権の創設に関して、その背景と国内法への移行等について、資料に沿って説明がなされ、その後、意見交換がなされた。
その他
- 河野委員長より、USPTOからのAI の知的財産保護に関するパブリックコメントの募集に関する報告があった。全13点の論点のうち、著作権関連でも「自然人の貢献なしに、 AIアルゴリズム・プロセスによって創作された著作物は、米国著作権法の下で保護可能な著作物として認められるべきか。」等が提示された。締め切りは12月9日で、ＪＩＰＡとしては対応しないので各社意見のある場合は個別に対応してほしいとのことであった。
シンポジウムポスター用全体集合写真撮影
- ポスターは、オリンピックイヤーとパブリックドメインを意識して浮世絵とした。
- 当日の出席者で集合写真を撮影した。

【第2部　チーム活動】15:20～17:00

各チームに分かれ活動を行った。

国内動向チーム
1. （１）サブチーム①（契約系）
  知財管理誌の原稿について内容の確認、検討を行ったうえ、年内の入稿のための作業スケジュールを取り決めた。
2. （２）サブチーム②（新技術系）
  「AI創作物」に関する論点についての討議を合宿に続いて行うとともに、論説執筆方針および執筆担当者の検討を行った。一部パートについては執筆に着手し、重要な論点については先行研究の調査と討議を引き続き行うこととした。
Legal Knowledge Managementチーム
企業内著作権照会案件の事例集作成にあたって、各メンバーが作成したQ&A計７問のレビューを実施。次回チーム活動時までに各メンバーがレビュー結果の反映、及び１問ずつQ&A案を作成することとする。
国際（欧州）法制度チーム
10月25日の臨時ワーキングにおける対応状況について共有を行った上で、正副委員長による論説の査読コメントへの対応方針を確認した。各自担当パートの確認・修正を行い、今月中に入稿する予定。

以上　　

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著作権委員会（10月度）

時	2019年10月4日（金）　14:00～18:00、5日（土）　10:00～12:00
所	山口大学　吉田キャンパス
人	河野委員長、村上、岡、佐保、木須　各副委員長大平、菊池、窪、倉本、佐伯、鈴木（綾）、鈴木（博）、津田、永井、永田、橋爪、樋川、平井、山本、小林（記録）　各委員

議　事

（１日目）
【第１部　チーム活動】14:00～16:00

各チームに分かれ活動を行った。

国内動向チーム
1. ① 契約系サブチームおよび②新技術系サブチームが合同で、各メンバーが事前に検討した「AI創作物」に
  関する論点についての討議を行った。
Legal Knowledge Managementチーム
臨時研修「ケーススタディで学ぶ著作権」で受講者から出された質問に対する回答案の検討を行った。また、企業内著作権照会案件の事例集作成にあたって、 Q&Aをとりまとめるフォーマットについて議論を行った。議論結果に伴い、次回チーム活動時までに各メンバー１問ずつQ&A案を作成することとする。
国際（欧州）法制度チーム
論説“EU Digital Single Market著作権指令についての調査・研究（仮）”の２次ドラフト共有。各パートの進捗状況を整理するとともに、用語の統一、粒度の統一を図った。今後、各自で論説全体の内容確認を進め、論説の整合性を検証していく。

【第2部　小川教授の講演・山口大学の学生との交流】　16:30～18:00

小川教授の講演
山口大学　国際総合科学部　小川　明子教授より、『追及権の現状』というテーマにて、約１時間講演頂いた。
なお、講演内容については、著作権委員会向けに作成頂いた資料（当委員会からの質問に対する回答記載分）に沿って行われた。
山口大学の学生との交流
小川教授の講演会に参加していた学生と、企業における知財業務や求められる人材像等について、各社の事例紹介を交えながら意見交換を実施した。

（２日目）

適宜、グループで活動を行った。

以上　　

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著作権委員会（9月度）

時	2019年9月6日（金）14:00～17:00
所	日本知的財産協会　東京事務所
人	河野委員長、村上、岡、佐保、都築、木須　各副委員長伊藤、今枝、大平、金子、木村、窪、倉本、小林、佐伯、鈴木（綾）、鈴木（博）、田附、津田、永井、永田、橋爪、樋川、比護、平井、渡辺、山本（記録）　各委員

議　事

【第１部　全体会】14:00～15:30

連絡事項
1. 1) JIPAシンポジウムについて
  - 大平委員より、シンポジウムの企画(案)について方向性やスケジュールの説明がなされた。
  - 河野委員長より、今年度のポスターセッションの工夫点についてポスターセッションの宣伝時間が設けられていること、ポスター投票の中間発表があること、閉会挨拶の前に結果発表があることについて説明がなされた。
  - 都築副委員長より、ポスター説明者の募集(立候補のお願い)について案内がなされた。
2. 2) 合宿委員会について
  - 佐保副委員長より、合宿委員会に関する補足事項の説明がなされた。
  - 講演の後に質問(ディスカッション)を設ける予定である。
  - 事前配布の当日講演資料についての質問の募集は締め切る。追加の質問があれば当日の質問とする。
  - チーム活動を行う部屋はWi-Fiが使用できる。
  - バスの手配上、各委員が飛行機or新幹線のどの交通手段を使うか佐保副委員長にご連絡頂く。
  - 9月9日週にシステム上で合宿委員会の出欠確認の案内をするので、事前のアンケート回答内容を入力して頂く。アンケート内容と変わる場合は佐保副委員長に別途ご連絡いただく。
3. 3) チーム活動の概要報告について
  - 各チーム所属の副委員長より、各チームのこれまでの活動概要と今後の予定について報告があった。
著作権関連動向報告(橋爪委員)
- 橋爪委員より、以下の審議会の状況についての説明がなされ、特に法制・基本問題小委員会(第1回)の今期の検討課題(案)や審議スケジュール(案)、ワーキングチームの設置(案)、検討課題に対する其々の論点について、資料に沿って詳細に説明がなされた。
  なお、次回委員会以降の著作権関連動向報告にて著作物のライセンス契約に係る制度の在り方に関するワーキングチームや、国際小委員会の詳細な説明をすることとする。
1. 1) 文化審議会著作権分科会
  - 2019年8月9日　法制・基本問題小委員会（第1回）
  - 2019年8月27日　法制・基本問題小委員会「著作物等のライセンス契約に係る制度の在り方に関するワーキングチーム」(第1回)
  - 2019年8月27日　国際小委員会(第1回)
2. 2)知的財産戦略本部
  - 2019年7月26日　検証・評価・企画委員会
- 河野委員長より、今年度の文化審議会著作権分科会各小委員会の進め方について今後どのような優先度で何をしていくのか文化庁長著作権課へヒアリングした結果について情報共有がなされた。
今月のトピック(木村委員)
- 木村委員より、金魚電話ボックス事件および争点である創作性の判断基準について、資料に沿って説明がなされ、その後、意見交換がなされた。
その他
- 特に無し。

【第2部　チーム活動】15:35～17:00

各チームに分かれ活動を行った。

国内動向チーム
今年度内には著作権法の改正がなされない見込みなので、全大会を終了とした。
1. （１）サブチーム①（契約系）
  著作権関係の契約に関する論点整理、分担が終わり、執筆を開始した。
2. （２）サブチーム②（新技術系）
  - イギリス著作権法のComputer Generated WorksおよびAI創作物に関連する既存論文の調査報告が行われた。
  - 上記調査報告に基づき、論説の全体構成を検討した。
  - 10月度委員会に向けて、以下の論点について各委員で自身の意見・主張をまとめることとした。
    ①AI生成物の著作物性
    ②AI生成物の権利主体
    ③AI生成物に付与される権利内容
Legal Knowledge Managementチーム
質問および回答案のフォーマットについて意見交換を行い、作成する資料の方向性を確認した。10月度委員会までにフォーマット案を作成し、まとめ方について議論する。
国際（欧州）法制度チーム
論説“EU Digital Single Market著作権指令についての調査・研究（仮）”の1次ドラフト共有。ボリューム、スケジュール感を考慮し、当初案との差分を主たる解説対象とすることを確認。引き続き、背景（差分の背景）調査、翻訳文の査読、解説文の作成を行う。

以上　　

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著作権委員会（8月度）

8月開催の委員会はありません。

以上

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著作権委員会（7月度）

時	2019年７月29日（月）14:00～17:00
所	日本知的財産協会　東京事務所
人	河野委員長、村上、岡、佐保、都築、木須　各副委員長伊藤、今枝、金子、木村、窪、倉本、小林、佐伯、鈴木（綾）、鈴木（博）、田附、津田、永井、永田、橋爪、樋川、比護、平井、山本、渡辺、菊池（記録）　各委員

議　事

【第１部　全体会】14:00～15:00

連絡事項
1. 1) JIPAシンポジウムについて
  - 河野委員長より、今年度のシンポジウム実行委員を太平委員に就任いただくとの説明がなされた。
  - 都築副委員長より、ポスター作成者（兼説明者）の募集について案内がなされた。
2. 2) 合宿一次アンケート結果について
  - 活動概要および回答状況の共有がなされた。
  - ８月末に二次アンケートを実施予定。一次アンケートで「未定」および一次アンケートから変更がある委員はご回答いただく。
  - 事前に追及権に関する質問アンケートを取る予定。別途案内があるのでご対応お願いする。
著作権関連動向報告(永田委員)
- 永田委員より、知的財産戦略本部策定の「知的財産推進計画2019」、文化審議会著作権分科会の今期の検討課題について、資料に沿って説明がなされた。
- 河野委員長より、検証・評価・企画委員会の議事について説明があり、知的財産戦略本部に設置されている「知的財産戦略ビジョンに関する専門調査委員会」の廃止と「検証・評価・企画委員会」を改組し新たに「構想委員会（仮称）」を設置することに関して情報共有がなされた。
今月のトピック(金子委員)
- 金子委員より、美術創作者の追及権について、資料に沿って説明がなされ、その後、意見交換がなされた。
その他
- 河野委員長より、JIPA事務局からのヒアリング事項として、働き方改革の影響が委員会活動に及んでいないかの意見募集に関して説明がなされた。感想等あればお盆までにご意見いただきたい。
- 佐保副委員長より、各チームの論説入稿スケジュールについて報告がなされた。

【第2部　チーム活動】15:10～17:00

各チームに分かれ活動を行った。

国内動向チーム
サブチーム①②の進捗報告の後、各サブチームに分かれて活動を行った。
1. （１）サブチーム①（契約系）
  著作権関係の契約に関する論点について、引き続き論説の方向性を検討した。
2. （２）サブチーム②（新技術系）
  - 各社の具体的な事例に基づきAI創作物の論点の抽出を行った。
  - その結果、「MakeGirlsMoe」（萌えキャラクター画像自動作成ツール）を題材として採り上げ、AI創作物の著作物性や実務上の問題点の検討を今後行うこととした。
    https://make.girls.moe/#/
  - 9月度委員会に向けては、上記ツールの具体的な検討に入る前の準備段階として、イギリス著作権法のComputer Generated Worksの制度概要、事例の調査およびAI創作物に係る既存論文の調査を行うこととした。
Legal Knowledge Managementチーム
- 研修A01コースの実施結果について情報共有を行った。
- カテゴライズした事例に関連する判例について各自紹介、各事例に関して争点となる条文を再度検討した。今後、カテゴライズした事例の整理、論点ごとの組み替えなどを行い、９月定例委員会までに判例情報を更新する予定。
国際（欧州）法制度チーム
DSM著作権指令の最終案の内容、当初案との差分に関して、各委員担当パートの発表を行うとともに、論説入稿に向けたスケジュールの確認、論説の切り口（規定の背景・趣旨、当初案との差分、差分の背景・趣旨、日本への影響等）について方針決めを行った。次回までに1次ドラフトを作成する予定。

以上　　

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著作権委員会（6月度）

時	2019年6月18日（火）14:00～17:00
所	日本知的財産協会　東京事務所
人	河野委員長、村上、岡、佐保、都築、木須　各副委員長伊藤、大平、金子、菊池、木村、窪、倉本、小林、佐伯、鈴木（綾）、鈴木（博）、田附、永井、橋爪、比護、平井、山本、渡辺、今枝（記録）、津田（代理）　各委員

議　事

【第１部　全体会】14:00～15:10

連絡事項
1. 1) 著作権委員会の担当理事の交代について
  JIPA社員総会の結果、著作権委員会の担当理事が木全氏から石島氏に交代されることとなった。今後、委員会活動や懇親会に適宜ご参加いただけるとのこと。
2. 2) 「知財管理」に掲載する論説について
  - 佐保副委員長より、今期の著作権委員会において論説を発表する場合の情報共有がなされた。
  - 論説を「知財管理」に掲載するのであれば、（おそらく国内動向等調査・研究チーム又は国際（欧州）法制度検討チームになるかと思われるが、）テーマ、入稿スケジュール等を会誌広報委員会に報告し、すり合わせる必要があるとのこと。
  - 例えば、11月掲載であれば8月1日に初稿をあげる必要があるので、7月中に原稿が完成していなければならない。このようなスケジュール感を踏まえて、いつ頃掲載するのか、来期にするのかなどを検討する必要がある。
3. 3) 10月度合宿委員会について
  - 佐保副委員長より、10月に開催予定の合宿委員会についての情報共有がなされた。
  - 今回は山口大学国際総合科学部国際総合化学学科　吉田キャンパス　にて活動を行う。
  - チーム活動のほか、追及権を研究していらっしゃる山口大学小川明子教授によるご講演を予定。このご講演に関連し、来月の著作権委員会では、佐保副委員長より追及権についての発表が行われ、それを受けて小川先生に対する質問事項を事前に取りまとめる予定。
4. 4) JIPAシンポジウム実行委員について
  JIPAシンポジウムを運営する実行委員を募集中（各専門委員会から１名）
  秋頃から準備を始め、JIPA事務方の皆さんと実行委員とでテーマを決め、講師の招致などを検討するとのこと。
  →立候補がなければ正副委員長から個別に就任をお願いする場合もある。
著作権関係の動き(大平委員)
大平委員より、内閣　未来投資会議より提示された「成長戦略実行計画案」についての説明がなされた。
※　通常、例会では知財戦略本部各種会合又は文化審議会著作権分科会での議論の内容に基づき、今後の著作権制度の動向について情報共有を行うが、今月度（19年6月度）は知財推進計画’19を基に動向分析を行う予定であったものの知財戦略本部よりドラフトが提示されなかったため、内閣未来投資会議より提示された「成長戦略実行計画案」を題材とし、下記の情報と今後の著作権制度の動向、考察について、資料に沿って説明がなされた。
- 会議体(未来投資会議) の位置づけ（他会議体/本部/各省庁との関係、役割、メンバー
- 「革新的事業活動に関する実行計画案」概要（概観、知財関連テーマ）
- 企業実務に与える影響考察（大平委員による考察、委員会内討議）
今月のトピック(鈴木委員)
- 鈴木委員より、著作権関連トピック、主として私的録音録画補償金制度について報告があり、意見交換がなされた。

【第2部　チーム活動】15:20～17:00

各チームに分かれ活動を行った。
なお、国内動向等調査・研究チームはチーム全員での会議の後、サブチーム①（契約系）、②（新技術系）に分かれて活動を行った。

国内動向チーム
1. （１）サブチーム①（契約系）
  契約関連の著作権の取扱いの実務に関する悩み、疑問などについて、各メンバーの知識・経験をもとに議論し、相互理解を深めるとともに、知財管理に掲載する論説の方向性も検討した。
2. （２）サブチーム②（新技術系）
  「新たな情報財検討委員会報告書」および著作権委員会の過去の論説等から検討した結果、今年度は「AI創作物」について検討を深めることとした。次回までに、各メンバーがAI創作物の具体的な事例を持ち寄り、AI創作物が生成される過程を図式化して論点を整理する予定。
Legal Knowledge Managementチーム
各社の著作権関連照会事例について情報交換するとともに、事例を「コンピュータプログラム、工業製品、創作性、契約、裁定、条文解釈、その他」の分類でカテゴライズした。今後はカテゴリーごとに担当者を定め、7月定例委員会までに各事例に関連する判例の情報を収集する予定。
国際（欧州）法制度チーム
各社で検討したい条項、会員企業への影響がありそうな条項について意見交換を行った。次回までに、2017年の著作権委員会の論説「EUにおけるデジタル時代に適応した著作権制度リフォームの動向」（当初案をベースに指令内容を解説したもの）を参考に、最終案と当初案との差分チェックを行いつつ、まずは指令全体の内容を把握する。

以上　　

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著作権委員会（5月度）

時	2019年5月21日（火）14:00～17:00
所	日本知的財産協会　東京事務所
人	河野委員長、村上、岡、佐保、都築、木須　各副委員長伊藤（記）、今枝、大平、金子、菊池、木村、窪、倉本、小林、佐伯、鈴木（綾）、鈴木（博）、田附、永井、永田、橋爪、樋川、比護、山本、渡辺各委員

議　事

【第１部　全体会】14:00～15:25

委員自己紹介
- 先月度（4月度）委員会を欠席された各委員から自己紹介があった。
著作権関連動向報告（木須副委員長）
- 知的財産戦略本部検証・評価・企画委員会の開催状況・議題等について、資料に沿って説明がなされた。
- 文化庁文化審議会著作権分科会については、今年度はまだ動きがないため、昨年度の文化庁の検討（リーチサイト規制関連、アクセスコントロール保護関連）について、資料に沿って説明がなされた。
著作権トピックス（倉本委員）
「神社仏閣等の撮影と利用」（秘仏写真事件、平等院パズル販売差し止め事件）について、資料に沿って説明がなされ、その後、質疑応答・意見交換を行った。

【第2部　チーム活動】15:35～17:00 各チームに分かれ活動を行った。

国内動向チーム
サブチーム①（契約系）、②（新技術系）に分かれて活動を行うことと、著作権法の改正に動きがあればそちらを優先して対応することが決まった。
サブチーム①（契約系）
- 各委員から提出された研究テーマ案をベースに意見交換がなされた。
- さらなる意見交換と議論を行い、テーマを集約していく。
Legal Knowledge Managementチーム
- 著作権Q&Aを作成することとし、事例収集、各事例における判断根拠となる判例の収集を行うとともに、企業の著作権担当者として、ビジネスリスクを考慮してどの程度まで踏み込んだ回答があり得るのか等のディスカッションを進めることとなった。
国際（欧州）法制度チーム
- DSM著作権指令について採択までの経緯、規定の概要を確認した。今後さらなる情報収集を行い、具体的な検討方針を決めていく。

以上　　

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著作権委員会（4月度）

時	2019年4月18日（木）14:00～17:00
所	ソニー（株）本社会議室
人	河野委員長、村上、今井、岡、佐保、都築（記録）各副委員長伊藤、今枝、大平、金子、菊池、木村、窪、倉本、小林、佐伯、鈴木（綾）、鈴木（博）、田附、樋川、比護、平井、山本各委員

議　事

【第１部　全体会①：定例委員会】14:00～16:30

連絡事項（河野委員長）
1. 1)　資料に沿って、以下について説明がなされた。
  - 2019年度の著作権員会の委員長、副委員長の紹介
  - 年間スケジュール
  - メーリングリストの作成
    2018年度同様、Googleグループで作成される旨説明された。
  - 定例会の概要
    資料の共有にあたっては、オンラインストレージを使用する旨も併せて説明された。
  - 次世代コンテンツ政策プロジェクトへ参加可能である旨
  - 「委員会開催に係るご留意事項ならびに、事務局からのお願い」の内容
チーム紹介（都築、佐保、岡、今井各副委員長）
チームの活動概要について説明がなされた。
1. 1)　国内動向等調査・研究チーム
  DL違法化の見直しをきっかけに見送りとなった改正案について、動きがあれば随時対応する。
  普段の活動としては、契約実務における著作権関連条項の扱い等についての調査、研究を行うサブチームと、新技術と著作権の関係等についての調査・研究を行うサブチームとに分ける方針である。
2. 2)　模造品対策チーム
  主として中国で流通しているキャラクター著作物等に関する模造品への対応について検討を行う。
3. 3)　リーガルナレッジマネジメントチーム
  各社の著作権関連の教育、研修活動に資する調査研究を実施する。
  2018年度に作成された資料の見直し、JIPA研修への講師派遣を行う。
4. 4)　国際（欧州）法制度検討チーム
  欧州で進められている「Directive on Copyright in the Digital Single Market」（デジタル単一市場における著作権指令）の改正動向を追い、これが成立した場合の実効性について調査・検討を行う。
各チームとも活動結果を、知財管理の原稿や資料の作成といった形で残すことを視野に入れている。
第2部チーム活動・委員との意見交換を経て、模造品対策チームと国際（欧州）法制度検討チームとは合流する方向となった。
委員自己紹介（各委員）
各委員から自己紹介があった。
著作権関連動向報告（河野委員長）
著作権関連政策の形成プロセス、2018年度の検討状況、2019年度の主な検討課題について、資料に沿って説明がなされた。
著作権トピックス（今井副委員長）
スメルゲット事件（創作性が低くても、デッドコピーの場合には複製権侵害を肯定した事例）について、資料に沿って説明がなされた。

【第2部　チーム活動】16:30～17:00 各チームに分かれ活動を行った。

以上　　

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専門委員会活動

著作権委員会（3月度）

概 要

著作権委員会（2月度）

概 要

著作権委員会（1月度）

議 事

著作権委員会（12月度）

議 事

著作権委員会（11月度）

議 事

著作権委員会（10月度）

議 事

著作権委員会（9月度）

議 事

著作権委員会（8月度）

著作権委員会（7月度）

議 事

著作権委員会（6月度）

議 事

著作権委員会（5月度）

議 事

著作権委員会（4月度）

議 事

概　要

概　要

議　事

議　事

議　事

議　事

議　事

議　事

議　事

議　事

議　事